萌え本が進化!“理系×萌え”が新たなブーム

東京ウォーカー

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英語やパソコンなどのちょっぴり堅い内容の本に、美少女キャラを配した「萌え本」。その萌え本に、“理系”の萌え本が登場、ブームとなっている。

昨年10/31に発売した「元素周期 萌えて覚える化学の基本」(1995円)は、約4万部のヒットを飛ばした。内容は、化学元素118個を擬人化、美少女キャラクターで説明したもので、ネットやアニメイトなどのいわゆる“アキバ系”書店で人気となった。

「アキバ文化の中でも、擬人化は鉄道の車両やタバコのパッケージなどに使われていて馴染みがあるんです。以前からビジュアルのいい学習本が人気だったこともあり、元素を見ていて楽しくなるように萌えキャラに擬人化しました」と、担当編集者は話す。

ちなみに炭素は“生命の息吹を吹き込む漆黒の女王様”、白金は“金より希少 セレブなファッションリーダー”など、特徴別の萌えキャラに変身。お気に入りの萌えキャラを作ることで、苦手な元素も覚えることができるかも。

なんと2か月で4万5000部を売り上げたのは、2/6発売の「ねこ耳少女の量子論〜萌える最新物理学」(500円)だ。

ねこ耳少女と少年のマンガを読み進めると量子に詳しくなれる、というこの本は、人気テレビ番組「たけしのコマ大数学科」の解説者で有名な科学ライター竹内薫さんが原作。萌え要素だけでなく、極力分かりやすくした内容も人気の理由の1つだ。

「量子論や微分積分の書籍は、最近人気で注目されている分野。理系とオタクは相性がいいので作りました」と話すのは、担当編集者。売れ行きは落ちていないそうで、順調にいけば10万部を突破する勢いだ。

2003年に発売された本格的萌え本の元祖「萌える英単語〜もえたん〜」(1200円)編集者は、“理系萌え本”ブームに驚きを隠せない様子で「シリーズ累計で約40万部が売れた“もえたん”は、関心も高く受験でも出る割合の高い英語の分野。理系の本が売れるとは、びっくりです」と話した。

ちょっぴり難しそうな理系の世界を、かわいいキャラクターが分かりやすい説明してくれる“理系萌え本”。これからは、受験生たちの必須アイテムになるかも?【東京ウォーカー/白石知沙】

※「萌える英単語〜もえたん〜」の価格が誤りがありましたので、訂正しました。正しくは1200円になります。お詫び申し上げます。

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