久石譲の人気コンサートが3年振りに復活！ジブリ映画の楽曲も

スタジオジブリの映画音楽をはじめ、数々の美しい楽曲を世に送り出してきた久石譲がお届けする大人気コンサート「ワールド・ドリーム・オーケストラ」が、8月9日(土)と10日(日)の2日間、東京で3年振りに復活するというファン待望のうれしいニュースが飛び込んできた。

「ワールド・ドリーム・オーケストラ」は、「世界には素晴らしい楽曲がたくさんある。ジャンルにとらわれず魅力ある作品を多くの人々に聴いてもらおう！」という久石の思いのもと、2004年に新日本フィルハーモニー交響楽団と一緒にスタートさせたプロジェクトだ。

久石譲の名を聞いて、スタジオジブリの映画音楽をイメージする人も多いだろう。8回目を迎える今回の公演も贅沢な内容になっており、2013年の大ヒットが記憶に新しい宮崎駿監督の「風立ちぬ」からは日本初演となる第2組曲を、また、オーケストラ作品としては世界初披露となる、高畑勲監督の「かぐや姫の物語」の楽曲なども聴くことができる。

他にも、鎮魂をテーマにしたオリジナルプログラムをはじめ、「水の旅人 侍KIDS」(大林宣彦監督)や、今年公開されたばかりの「小さいおうち」(山田洋次監督)の映画音楽も演奏する予定。久石ファンはもちろん、映画好きにとっても堪らないプログラムになりそうだ。

さらに、もうひとつ朗報が！9月にはなんと久石譲の新たなコンサートシリーズが始動。「ミュージック・フューチャー Vol.1」が9月29日(月)に東京・よみうり大手町ホールで開催される。

こちらはミニマルやポスト・クラシカルなどの最先端を行く現代音楽を久石がセレクトし、“明日のために届けたい”音楽をナビゲートするコンサートシリーズ。初演となる自身の楽曲を始め、エストニア出身の作曲家、アルヴォ・ペルトや、米国の若手作曲家、ニコ・ミューリーらの作品を演奏する。

まずは、8月9日(土)と10日(日)の2日間、久石譲自らがピアノを演奏し指揮をとる濃密な空間で「久石ワールド」を満喫しよう！【東京ウォーカー】