根本宗子のあのヒット作「中野の~」が下北沢スズナリで再演!

東京ウォーカー

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前回の公演「夢も希望もなく。」の駅前劇場にて下北進出を果たした月刊「根本宗子」が、今度はスズナリで公演をする。作品は、2013年秋に新宿にて上演された「中野の処女がイクッ」。口コミで話題になり、楽日まで満員御礼だったという。再演自体が初めてという作・演出・出演の根本宗子に改めてその思いを語ってもらった。

「私、あまり再演願望がないんですよ、その時に思ったことしか書いてないので、初演と同じ熱量で演出できる本が今までなくって。けどこの作品は再演しても同じ熱量、もしくは初演時以上のものが作れるという思いが自分の中にあって、もっとたくさんの方に観てほしいと思って今回やることにしました。『スズナリで』とタイトルに加えたのは、初演時、『中野の~』というタイトルなので、中野でやっている芝居だと思って中野へ行ってしまったお客様がいらして、こりゃいかんと思い『スズナリだよ!』という意味でつけました(笑)」。確かに中野にも劇場はあるので、その気持ちもわからなくはない。

再演にあたり、一部キャスト変更があるが、その辺りはどうなのだろう?

「やっぱり初演がみんな役者にあてがきでしたし、完成されていたものをまた新たに作り直す不安みたいなのはあったんですが、新しいキャストのお二人(あやか、野田慈伸)はもともとすごく大好きな役者さんだったのでまた新しく面白い役になっていると思います」。

前回が新宿ゴールデン街劇場、今回はスズナリ、とステージの広さも変わる。セット、動きの変更や、前回と違う演出など加えたりするのかが気になるところ。箱が大きくなった分より客席数は増えるが、公演日数は短い。

「公演期間やステージ数は劇場がこれしか空いてなかったという理由だったり、劇団としてバーでの公演を5月18日までやっていたので、23日(金)より前には初日を開けることはできなかったといういろんな大人の事情ですね(笑)。んー、初演との変更は観てのお楽しみですね。でも、基本的に再演ですので、同じことをやるつもりです。劇場が大きくなってまた違うものをやる再演はあまり好きじゃないので。今回は初演と同じものを観てほしい再演なので」。

基本的な部分は変わらないと考えてよさそうだ。改めて見どころは?

「私の作品の中で多分一番地味な芝居なので、そこかな…何かをのぞく気持ちで観ていただけたらと。んー、あとなんだろ…。あ。これ、ここで初めて言いますけど、私は初演と違う役をやるんですよ。それ以上は言わないですけど」。これが結構最大の見どころかもしれない。初演を見た人もまた違った楽しみ方ができそうな「スズナリで、中野の処女がイクッ」は5月23日(金)~25日(日)の全5ステージ。くれぐれも劇場の場所をお間違えならないよう!【東京ウォーカー】

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