つぶらな瞳が可愛い!日本一小さなネズミ・カヤネズミの企画展を多摩動物公園で開催
東京ウォーカー(全国版)
多摩動物公園では、多摩動物公園ウォッチングセンター展示ホールで7月3日(木)から29日(火)まで、企画展「草原の小さな住人 カヤネズミ──身近な自然を見つめ、調べ、支えてゆく」を開催する。
カヤネズミは、大人の手の親指ほどの大きさしかない日本一小さいネズミで、河原や里山の「カヤ原」といわれる草原に、“まり”のような巣をつくって暮らしている。カヤネズミのすむ「カヤ原」は、河原がコンクリートに変わり、原っぱがビルや駐車場などに変わったことにより、この半世紀で大きく減ってしまった環境のひとつ。
企画展では全国でおこなわれている市民調査の結果を基に、カヤネズミのすむ草原の「いま」を伝えるため、カヤネズミの生態について解説するとともに、草原の生き物の写真パネルを展示するほか、カヤネズミのイラスト塗り絵など実施する。カヤネズミの生体も展示され、かわいい姿を間近で見ることができる。
また、多摩動物公園昆虫生態園「ホタルコーナー」にて6月12日(木)から22日(日)まで、2014年ホタル展「ホタルの光」を開催する。多摩動物公園ではゲンジボタルを飼育しており、施設の照明を調節し、昼夜を逆転させて展示中。午後よりも午前の方がよく光って見えるという。
ゲンジボタルの幼虫は水中にくらし、カワニナなどの貝類を食べて育つ。水環境の変化やさまざまな要因で、昔ほどには見られなくなった。ホタル展では、生息地に関する解説や多摩動物公園での保全の取組みをパネルで紹介する。身近で生きる生物たちの今を見つめてみては。【東京ウォーカー】
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