ボストンから初来日も多数!「ボストン美術館 浮世絵名品展 北斎」を開催

東京ウォーカー(全国版)

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東京・上野の森美術館で、9月13日(土)から11月9日(日)まで、「ボストン美術館 浮世絵名品展 北斎」が開催される。葛飾北斎は、1760年に生まれ、江戸後期に浮世絵師として画壇に登場してから90歳で没するまで常に新たな画様に挑んだ画家で、代表作に「富嶽三十六景」や「北斎漫画」が知られている。

北斎の作品には、世界中で熱心なコレクターや研究者が多い。今回は、その中でも世界屈指の日本美術コレクションで知られるアメリカ・ボストン美術館に所蔵される珠玉の作品を北斎研究の第一人者・永田生慈氏の監修の元に厳選。驚くほど色鮮やかな代表作やボストン美術館だけ所蔵が知られている作品、同館に収蔵されてから日本に初めて里帰りする作品など、特に優れた名品約140点を公開する。

展覧会のナビゲーターを務めるのは、歌舞伎役者の市川猿之助。本展覧会公式サイトで、スペシャルコンテンツとして作品解説映像を公開中だ。さらに、音声ガイド(515円)では、北斎が残した言葉やエピソードと共に、その画業をたどる。スペシャルトラック「江戸文化なるほどトピック」では、江戸の人が愛した浮世絵や歌舞伎などのミニ知識を作品鑑賞の合間に楽しむことが出来る。

また、サイトでは、北斎が描いた「冨嶽三十六景」の江戸と、現在の東京の風景を重ねて紹介する3D動画も公開。北斎の代表作「冨嶽三十六景」シリーズの中から、有名な「神奈川沖浪裏」「凱風快晴」の他、「江戸日本橋」「本所立川」「隠田の水車」を3D動画にして紹介している。江戸の町に粋な男衆が現れ、砕ける波頭から富士山が姿を現すなど、まるで北斎が描いた世界に迷い込んだかのような、迫力のある映像を楽しむことができる。

「冨嶽三十六景」が描かれた場所である日本橋、両国、明治神宮前で、App StoreまたはGoogle Playから、アプリ「北斎 今(いま)昔(むかし)」をダウンロードしたスマホをかざすと、 浮世絵が飛び出すアプリも9月上旬に登場する。さらに、3ヶ所を巡って展覧会に来館した人には、本展オリジナルグッズをプレゼントするスタンプラリーも実施する。

「動く北斎」3D動画のBGMに使われている音楽は、12歳の天才ジャズピアニスト、奥田弦氏が本展のために書き下ろした楽曲「北斎」。躍動感ある オリジナル曲「北斎」の一部は、本展告知スポットのBGMにも使われている。なお、「北斎」は10月1日(水)発売予定の奥田氏の2ndアルバムに収録される。

また、日本橋に本店を構える江戸生まれの菓子鋪・榮太樓總本鋪と本展のコラボ商品「ひとくち煉羊羹」(580円)を本展ショップで限定販売。「ひとくち煉羊羹」は、小豆、小倉、黒糖の3 本入りで、北海道産小豆の風味を活かした羊羹を、手軽に食べることのできるサイズに仕立てた。オリジナルパッケージには、北斎の代表作があしらわれている。【東京ウォーカー】

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