名前の由来は?発売90周年“カルピス”の秘密
東京ウォーカー
1919年の発売以来、日本初の乳酸菌飲料として親しまれ、09年の7/7(火)に発売90周年を迎えるカルピス。これを記念した記念商品の第一弾として、カルピスの復刻版が4/6から発売されている。
そもそも「カルピス」の名前の由来は、創業者の三島海雲氏が「カルシウム」の“カル”と実家が寺であることからサンスクリット語の“サルピス”(最上の味という意味)をあわせて作った造語。三島氏が内モンゴルで出会った発酵乳「酸乳」からヒントを得て、試行錯誤の末に開発されたという。
今回復刻されたのは1953年版。デザインが紺地に白の水玉模様から、白地に紺の水玉という現在の基本デザインになった記念すべきバージョンだ。味わいも当時のものをイメージしている。では現在のカルピスと当時の味では、どのような点に違いがあるのだろうか?
「製法と乳酸菌は90年間受け継いできたものですが、後味や甘さは、時代に合わせて微妙に変化しています。1953年版は、現在のモノより甘くて乳成分の濃い、当時の嗜好に合った味わいです」(カルピス広報)。
現在では改良により少なくなったという、カルピスと唾液の成分でできる“白い膜”も当時のモノに近くなる。懐かしいカルピスが飲みたいと思う人には、もってこいの一品だ。
カルピスでは90周年記念として、今後も第2弾に“新しいタイプのカルピス”が発売される予定。「“朝顔グラス”型の風鈴」が当たるプレゼントキャンペーンも実施される。カルピスの新しい味と懐かしい味を飲み比べてみてはいかが?【東京ウォーカー/中道圭吾】
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