ヨーグルトは朝じゃなくて、夜に効果あり?
東京ウォーカー
最近ひそかに増えている「ナイトヨーグルト」。意外だが、ヨーグルトを夜食べる習慣は、実は結構理にかなっている。
ヨーグルトの乳酸菌は寝ている間に便通をスムーズにする。腸内環境が整うと、肝臓の負担も軽くなるというメリットがある。ヨーグルトの故郷ブルガリアでは、二日酔い防止に水で薄めたヨーグルトを飲む習慣があるくらいで、お酒をよく飲む人には特におすすめだ。
就寝中に行われる骨の形成。これに役立つカルシウムだが、ヨーグルトの場合は発酵成分の働きによって吸収しやすくなるという特徴がある。ビタミンAやB群、タンパク質など不足しがちな栄養も補給できるので、食生活が片寄っている時にはぜひ必要だ。ストレスを受けると腸内の善玉菌が減るため、ストレスで胃が痛い…なんて時にも強い味方。胃がんの原因となるピロリ菌や夜に分泌が増える胃酸からも胃を守ってくれる。さらに以下の3つのポイントも夜にヨーグルトをオススメする理由だ。
■あなたの腸内はどっち? 善玉菌を増やせ
人の腸内細菌には、おもに健康を助ける善玉菌と、有害物質を造り出す悪玉菌がある。腸内細菌の総量は決まっているため、悪玉菌が増えると善玉菌が減ることに。ヨーグルトの乳糖は善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やす手伝いをし、腸内細菌のバランスが改善される。
■秘められた健康力。虫歯予防にもひと役!
虫歯の原因となるミュータンス菌や歯周病を引き起こすジンジバリス菌は、口中の悪玉菌。この菌の増殖を抑えるのがヨーグルトの乳酸菌だ。口の中の悪玉菌の増殖を抑えて殺菌するため、ヨーグルトをとるとプラークを減らすことができる。
■これからは男性も大切! ツルツル美肌のもと
化粧品に使われる乳酸菌をはじめ、ヨーグルトには美肌をつくる栄養素が多い。たんぱく質は乳酸発酵によって腸で吸収されやすく、ビタミンも一緒にとれて一石二鳥。
さらにヨーグルトの乳酸菌がすごいのは、生きて腸で働くだけでなく、胃酸などで死んでしまっても、その成分が善玉のビフィズス菌を増やして腸内環境の改善に役立つことにある。世界中で古くから食べられ、「毎日食べれば老化を防ぐ」とまで言われるヨーグルト。これからは、ナイトヨーグルトが、健康のための必須ドリンクになるかもしれない。【東京ウォーカー】
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