山頂から奈落の底へ!?さがみ湖「大空天国」で絶叫スリル!
東京ウォーカー(全国版)
神奈川県の相模湖にある遊園地「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」に、同施設初となる絶叫アトラクション「大空天国」が登場した!標高370mの山頂にそびえ立つ、巨大ブランコのようなこのアトラクション。先着30名がオープニングライドに参加できるというので、絶叫マシーン好きの記者は朝一番に駆け付け、実際に「大空天国」を体験してきた。
さがみ湖リゾートの特徴である大自然と起伏ある地形を最大限に活かしたという「大空天国」。園内で最も“天国に近い”標高370mの山頂に作られたこのアトラクションは「2台の16人乗り大型ブランコが最高時速80キロで交互に振り上げられる」という代物だ。スタートと同時に、轟音を鳴り響かせながら一気に大空高くへと舞い上がり、高さは25mまで上昇!山の標高をプラスした“約400mの爽快感”が味わえるという。
朝8時半に新宿駅を出発した記者は、約1時間半の道のりを経て、10時に「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」に到着。子供連れのファミリーやカップルに混じり、オープニングライドの整理券を手に入れた。その後、いよいよ「大空天国」のシートに通されると、あまりにも“無防備”な体勢にビックリ!太股を押さえる安全バーと、腰に回すハーネスだけで体を固定するのだが、捕まるところがないため、手足はぶらりと投げ出した状態…。ハーネスが取れやしないか、思わず何度も引っ張って確認してしまった。
「安全バーがゆるいと恐怖が増しちゃいますよ~」というスタッフの声にもビクビク。周りを見回すと、「オープニングライドに参加したい」と、わざわざ駆け付けた人ばかりだったせいか、皆、楽しそうな笑顔を浮かべていたが、一人ぼっちの記者の恐怖心は、イベント司会者の次の言葉で一気にMAXに達した。「最大115度の角度まで振り上げられます!大空に放り投げられるような爽快感と、谷底へと振り落とされるような恐怖を繰り返し味わってください!」
遂に、轟音と悲鳴を響かせながら、アトラクションは動き出した。絶叫系が好きな記者は、1度目、2度目の振り上げは楽しめたのだが、実は3度目で、目を開けているのが難しい状態に。この辺りは、湖の影響で霧に包まれやすいそうだが、眼下に広がるのは、霧がかかってぼやけた世界。まさに“奈落の底”といった雰囲気で、時速80キロのスピードと相まって、もう、洒落にならないくらい恐ろしいことになっていたのだ。ちなみに、ブランコには表と裏にそれぞれ座席があるので、晴れた日には両面で異なった景色が楽しめる。何度も乗って、様々な景色を味わうのも面白そうだ。
最後に「大空天国」が地上に戻ってくると、あちこちから、「意外に長かった~」「落ちる時の無重力感がすごかった」などの声が。記者も、勝手にガクガクと震えている膝を抑えながら、楽しさ半分、怖さ半分の複雑な気持ちで乗り物を後にした。富士急行の堀内代表取締役社長が「富士急ハイランドの絶叫系のDNAをさがみ湖リゾート プレジャーフォレストへ注入した」と話すだけあって、富士急ハイランドの人気アトラクション「トンデミーナ」や「FUJIYAMA」のように、周囲の景色を巻き込んだスケール感が素晴らしかったと思う。
富士急が長年培ってきたエンタテインメントへのこだわりが注ぎ込まれたスリルアトラクション「大空天国」。“怖いけど気持ちいい”、そんな未曾有の“爽快”絶叫体験が待っている!【東京ウォーカー】
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