さかなクンがトイレの中で「いじめ問題」について訴える！

海の日である2014年7月21日(月)に、静岡県富士市にある林製紙製紙会社から、さかなクンのエッセイ「広い海へ出てみよう」が印刷されたトイレットペーパーが発売された。さかなクンが朝日新聞のいじめ問題特集に寄稿したものがベースになっている。さかなクンの実体験も盛り込まれた感動の内容！水槽内へ入れた途端に人間社会と似たような「いじめ問題」を引き起こす魚などを紹介し、「小さな世界に閉じこもっていないで、大自然へ出てみよう」と訴える。イラストレーターとしても活躍するさかなクンの挿絵も、エッセイに添えられている。

東京海洋大学客員准教授でもあるさかなクンは、絶滅したと思われていたクニマスの発見に貢献するなど、海洋に関する活動の功績が認められ、2012年には「海洋立国推進功労者」として内閣総理大臣賞を受賞。「地球いきもの応援団生物多様性リーダー」、農水省の「お魚大使」、文科省の「日本ユネスコ国内委員会広報大使」などにも任命さている！

トイレットペーパーは水族館、道の駅、高速道路のサービスエリアなどで販売される。トイレの中で「いじめ問題」を今一度考えてみよう。【東京ウォーカー】