【その2】映画「舞妓はレディ」が9/13(土)公開! 周防監督×上白石萌音にインタビュー
関西ウォーカー
※【その1の続き】
-春子は京野先生に恋をしていましたが、上白石さんは演じる際にどういうことに気をつけて演じられましたか?
上白石「台本を読んだ時は、30代の人に恋をするのかな・・・? と思ったんですが、先生に京言葉を教えてもらうところや、励ましてもらうシーンを撮影しているうちに本当に好きになるかも! と思いながら演じました」
周防「春子が先生に八軒小路まで送ってもらうシーンがあるのですが、あえて少し下手に歌っているテイクを選んでいるんです。あまり上手く歌えていない方が先生に対してドキドキしている気持ちが表れていて、選んでよかったと思います」
-監督作品の常連である草刈さんや、竹中さんとの共演はいかがでしたか?
上白石「映画で見ていた方々だったので、実際にお会いした時はとてもうれしかったです。草刈さんは凛としていて頼れるお姉さんでした。竹中さんは一緒に遊んでくださいました。本当に優しい先輩方に囲まれて楽しく撮影できました」
-劇中では見事な京言葉を披露していましたが、実際に話してみていかがでしたか?
上白石「話し方がふんわりしていて日常でも使いたくなりました。生まれ変われるなら、京都の人になりたいと思えるほど素敵な方言です。京都の方が羨ましいですね」
-先日、フランスでプレミアム上映会が行われましたが、現地の反応はいかがでしたか?
上白石「後ろからこっそり試写会の様子を伺っていたら、会場が笑いに包まれていてうれしかったです! 方言の面白さは外国の方には伝わりにくいと思っていましたが、伝えたいことは伝わるんだなと思いました。日本の文化を知ってもらえる機会だと思うので海外の方にもぜひ見てほしいです」
周防「フランス語にも方言があるので、上手く翻訳できれば海外の方にも楽しんでもらえる映画になっていると思います。日本に対する理解が一層深まってくれればいいですね」
-最後に、本作の見どころを教えてください。
周防「日本人でも知らないお茶屋文化の雰囲気を知ってもらえるとうれしいですね。僕もお茶屋さんに初めていったときは緊張しましたが、相手はおもてなしの心で迎えてくれるので、身をゆだねてしまえばいいんです。そういう意味ではこの映画もお客さんには身を委ねて楽しんでもらえる作品になったと思います」
上白石「役者さんたちの魂がこもった演技を見てもらいたいです。また歌って踊るシーンがたくさんあるので、一緒に楽しんでもらえると嬉しいです」
【取材・文=リワークス】
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