史上初!“言葉だけ”の岡本太郎展開催

東京ウォーカー

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岡本太郎記念館では、「岡本太郎の言葉」展を10月1日(水)から2015年2月15日(日)まで開催する。開館して17年…同館史上初めて、言葉をメインにした展覧会を実施。岡本太郎に限らず、「言葉だけ」の展覧会は珍しい!

岡本太郎は、生前に70冊の本を刊行。死後に出版された作品を加えると、軽く100冊を超える著作がある言葉を持った芸術家である。絵、彫刻、焼物、写真、デザイン、ノベルティの他、「太陽の塔」のような巨大モニュメントまで手掛ける多彩なアーティストだが、その中でも言葉が持つ意味は大きい。

名著「今日の芸術」はもちろん、今は世に出回っていない昔の雑誌の連載に至るまで、数多くの著作から、芸術や人生に関わる言葉を集めて作り上げたインスタレーションは必見だ。

モノトーンの第一会場は茶室のようなイメージになっており、靴を脱いで座ったり寝転んだりできるようになっている。敷き詰められた200種類以上の言葉は一人につき一枚、持ち帰ることができる。第二会場には9月に発売された「太陽の塔ウォーカー」の表紙を書き下ろしたタナカカツキの、屏風のような言葉と絵のコラボ作品が展示されている。

同館の平野暁臣館長が、今回選んだ言葉で特にグッときたのは「もし世界が変えられないとしても、変えることができるものがある。自分自身だ」という言葉。「若い岡本太郎ファンは言葉から入っている人も多いんです。あっ、絵を描いてる人なんだ!って後から気付く人もいるぐらい。岡本太郎の言葉は真実をウソ偽りなしでストレートにぶちまける。人から聞いた話はしない。レトリックを使わず保険を掛けた物言いもしない。今はこういう人間が少ないから、太郎の言葉が響くのではないでしょうか」と力強く語ってくれた。【東京ウォーカー】

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