旬食材!“サツマイモの2倍甘い”安納芋のおいしい食べ方とは?

九州ウォーカー

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かつては鹿児島県種子島の北東部、安納地区周辺だけで収穫されてい安納芋(あんのういも)。今では種子島全島で広く栽培され、日本中から注目されているサツマイモの一種だ。「種子島といえば、ロケット、鉄砲、安納芋」と言われるほど、同島の特産品として知られている。低温でじっくり焼くことで、糖度は驚きの40度(通常のサツマイモの約2倍)を超えるという。「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ系)などでも紹介され、東京の焼きイモ専門店では安納芋のスイーツを求めて行列ができるほど。

種子島は火山灰土でできた島のため、土壌は水はけが良く、イモに水分が吸収されずに甘さが凝縮するという。焼きイモにすると、したたり出る甘い蜜と、とろけるような食感が楽しめる。その糖度の高さと、ねっとりとしたクリームのような舌ざわりはまるで高級デザートのよう。

安納芋の甘みや食感を再現したコンビニアイスも発売されている。ローソン限定で発売中の丸永製菓の「安納芋もなか」(162円)は、焼きイモの皮の風味まで忠実に再現しており、本物の安納芋を食べているかのような満足感が得られる。

今、そんな安納芋が種子島で収穫のピークを迎えている。今年は台風が連続で接近したことで収穫の遅れがあったが、その後の好天により、どこの畑も忙しさに拍車がかかっているそうだ。

地元の人が一番おすすめする食べ方は、やはり焼きイモである。ベーカリーオーブンで低温(130度)で、1時間程度かけて焼き上げるのがベスト。「もっと短時間で気軽に焼きイモを食べたい!」という人は、圧力鍋で3分間茹でてからトースターで3分間焼くと、簡単に焼きイモ風に仕上がるとのこと。ちなみに、電子レンジでの調理はイモの甘みが飛んでしまうので避けたほうが良い。

安納芋スムージーも試してみたい一品。焼きイモや蒸しイモを冷凍保存しておき、飲みたい時に牛乳と一緒にミキサーで攪拌(かくはん)するだけで完成。生のイモをスティック状に切り、油で揚げてカレー塩を少量振りかけて食べるのも、おやつや酒のつまみにおすすめだ。

大自然の恵みと、生産者の真心がたっぷりと詰まった種子島の安納芋。気温が下がってくるとさらにグッと甘い蜜が増すので、これからおいしい季節がやってくる。是非一度、種子島産の甘い安納芋を食べてほしい。他のイモとはまったく違う甘さと食感にきっと驚くはず!【福岡ウォーカー】

※「Walker47」鹿児島県種子島エリアの地域編集長の記事から一部抜粋、再構成したものです

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