絶景&絶品に感動! 多民族国家・マレーシアの魅力をレポート!
九州ウォーカー
福岡から気軽に行ける旅行先として、近年注目を集めているマレーシア。バンコク・スワンナプーム国際空港で乗り換えて、約8時間で到着する。特に今年は「マレーシア観光年2014」を迎え、現地ではセパン・サーキット場で開催される「Moto GP」など、多くのイベントが開催されている。同国の盛り上がりを体感すべく、編集部がタイ国際航空に乗り込み、首都のクアラルンプールへ突撃!
始めに、マレーシアの基本情報を。現地時間は、日本時間からマイナス1時間で計算。高原を除き、いずれの地域も20℃後半~30℃後半と常夏の気候なので、観光は年間通して楽しめる。ただし日差しが強烈なので、帽子やサングラスなどの日焼け対策を忘れずに。反対に、室内や車内は冷房が効きすぎていることが多いので、羽織物も必須だ。通貨単位はRM1(リンギット)=約33円(2014年11月現在)。物価は、食事やタクシーは日本の1/2~1/3で済むことが多い。ファッションアイテムなど、日本では買えないローカルブランドは可愛い物が多い。毎年3月・8月・12月ごろに約1か月間、国を挙げてバーゲンが行われ、最大70%オフになるので活用しよう。次回は11/15(土)~15年1/4(日)、「イヤーエンドセール」が開催! セール情報はマレーシア政府観光局サイトでチェック。
空旅を終え、クアラルンプール国際空港に到着すると、まず空港の美しさに驚くはず。1998年に開港した同空港は、日本が誇る建築家・故黒川紀章氏が設計に携わっている。「森の中の空港、空港の中の森」というコンセプトどおり、空港の随所に緑が多く見られ、リラックスできる空間に。天井がガラス屋根になっているので、南国の明るい光が差し込んでくるのも魅力的だ。
空港で両替を済ませたら、バスに乗り込みさっそく街中へ繰り出そう! まずは、クアラルンプールのシンボル、ペトロナスツインタワーとKLタワーを押さえたい。ペトロナスツインタワーは、88階建てで地上452m。モスクをイメージした現代イスラム建築で、ツインタワーとしては世界一の高さを誇る。KLタワーは高さ421mで、通信塔としては世界第4位の高さ。どちらも、塔の上から望む街の眺望が見事。夜には両タワーがライトアップされるため、外側からも見惚れる美しさだ。ツインタワー下層部にはショッピングセンターが入っているので、買物も合わせて楽しもう。
旅のお楽しみとして欠かせないのが現地の食事。なかでも定番の「ナシ・レマ」と「スチームボート」はマストでチェックして。ナシ・レマとは、ココナッツミルクで炊いたご飯にチキンやナッツなどを添えて、サンバルソースで味わう朝食の定番。噛むごとにほのかな甘みとスパイスが広がり、小魚のフライとナッツの食感も楽しい。ナジブ首相も訪れたという「ビレッジパークレストラン」がおすすめだ。
スチームボートを食べるなら、テラス席で楽しめる「ハッカ」が有名店だ。店内はライトアップされており、特に夜は幻想的でとてもきれい。その料理名から「ボートで食べる食事?」と連想する人もいるかもしれないが、正体は火鍋とも呼ばれる鍋料理で、中国の客家料理の代表格。豚肉からダシをとる特製スープが美味! 海老や野菜、すり身などさまざまな具材を入れて堪能したあとは、締めのラーメンも忘れずに。
ディープな夜を楽しみたい人は、クアラルンプールを代表する屋台通り「ジャラン アロー」へ足を運んでみて。約200mほどの通りで、路上にあらゆるローカルフードとテーブルが並ぶ。独特の香りが漂うドリアンや海産物、カエルなど、歩くだけでも楽しくなる珍しい食材の宝庫だ。現地の人たちの日常生活も垣間見られるはず。
街を堪能したあとは、少し足を伸ばしてプトラジャヤとマラッカにでかけたい。プトラジャヤは街中から車で約30分。11年に移転したばかりの新しい王宮や、プトラモスクの見学ができる。湖上クルーズ体験もできるので、自然と開発が見事に調和した美しい街並みをぜひ写真に収めよう。
1400年に誕生したマラッカ王国へは、車で約2時間。400年以上にわたり、ポルトガル、オランダ、イギリスとヨーロッパの列強に支配されていた影響で、山の上の教会など、西洋を思い起こさせる美しい景観を満喫できる。なかでも、サンチャゴ砦、セントポール教会、オランダ広場は必ず訪れたいスポットだ。360度パノラマの展望台「マラッカ・タワー」では、マラッカ海峡を眼下に望める。高さ80mまで上がる、ガラス張りの回転式展望台はスリル満点! サンセットタイムには、古都の情緒を感じられる「リバークルーズ」もおすすめ。
11/11からは、福岡-バンコク線に最新鋭機B787型機を導入。従来機に比べ、客室内をより地上に近い湿度や気圧に設定できるため、より快適に過ごせるようになった。オンデマンドの映画やゲームはもちろん、機内食やお酒も無料で提供されるのもうれしい。さらに注目は、WEB限定チケット「TG GO東南アジアスペシャル」。11/30までの購入で、福岡からクアラルンプール往復航空券が30,000円とお得に購入できる(12/19福岡出発まで、別途燃油サーチャージ、空港税等必要)。席数限定なので、この機会を逃さないで。
寒波に苦しまれるこれからの季節、南国を目指してリフレッシュの旅へでかけてみよう。【福岡ウォーカー】
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