塩ノ谷 早耶香が語るファーストアルバムに込めた熱い思い

九州ウォーカー

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12月10日、ファーストアルバム「Luna」をリリースした福岡県出身のアーティスト塩ノ谷 早耶香。デビューから約2年間、アーティストとして着実にキャリアを積んできた。これまでの活動の集大成といえる今作に込めた思いや、制作秘話などを聞いた。

アルバムの制作過程で、アーティストとしてどうありたいのかを深く考えたという塩ノ谷。「突き詰めると、自分に“何があって、何が足りないのか”といった問いにぶつかりました。最終的には、自分の弱さを知ることに気付かされました」と初めてのアルバム作りは、自分自身と向き合う期間でもあったようだ。

アルバムタイトルとして選んだのは「Luna」。月を意味するこの言葉にも強い思い入れがある。「月は見えている部分は優しく輝いているけれど、見えない部分には影がある……。表面からは分かりにくい人の心の動きと似ていると思えてきて、それを重ね合わせながら曲を作りました」と語る。

また、収録曲の「それでも世界は美しい」は、行定勲監督によるWOWOWの連続ドラマW「平成猿蟹合戦図」の主題歌として起用された。同曲のミュージックビデオは行定監督が担当したことでも話題になった。実は、作詞を手掛けた売野雅勇氏とともに、行定監督も曲作りからレコーディングまで参加してくれたという。

「当初、(行定監督と)なかなか曲のイメージを一致させることができなかったのですが、実際にお会いして言葉を交わす内に、一気に道が開けました。打ち合わせをする中で、行定監督から『塩ノ谷の声をもっと丸裸にしたらどうか』とアドバイスをいただき、その言葉がキーワードになって、この曲(それでも世界は美しい)が出来上がったのです」と同曲の誕生秘話を明かしてくれた。さらに、「シンプルだけれど、メッセージ性が強くて、私自身の目標でもあった『歌を言葉のように伝えていく』ことへの、何か一つ答えが見つかった曲になりました」と自分自身の変化も感じ取ったようだ。

「今回、アルバムの制作を通して、自分がどのようなアーティストとして生きたいのかが、見えてきました。その気持ちを伝えられるのが、やはりライブだと思っています。地元・福岡でのワンマンライブを近いうちに必ず実現させます」と力強く語ってくれた。【福岡ウォーカー】

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