横浜学第11回「横浜と原 三溪」を開催!
横浜ウォーカー
横浜市民にとってはおなじみの憩いの場である「三溪園」。多くの歴史的な建造物を有するこの和庭園を作った人物こそ、生糸貿易で横浜の礎を築いた実業家であり文化人でもあった原 三溪。彼の残した漢詩などの資料をもとに、その人間像に迫る講座を2/15(日)に開催する。
関東学院大学と横浜ウォーカーがコラボレーションした、ハマッ子のための公開講座「横浜学」。11回目となる今回は、「横浜と原 三溪」をテーマに据える。
原 三溪、本名・原 富太郎は、生糸の輸出などで財を成した実業家。1923(大正12)年に起きた関東大震災後は、荒廃した横浜の復興に尽力しており、いまの横浜の発展に多大な貢献をした人物である。一方で、書画や漢詩をたしなむ文化人としても知られ、美術品の収集に加え、作家や芸術家の支援も熱心に行った。そんな彼の美意識に触れることができるのが、本牧にある「三溪園」。175,000平方メートルに及ぶ園内には、桃山~江戸時代の歴史的価値の高い建造物が移築・保存され、外苑は一般にも公開されており、横浜市民にとってはなじみの深い場所となっている。
講座では、三溪の原点となる青年期の岐阜時代を、岐阜市歴史博物館学芸員の望月良親(もちづきよしちか)先生が解説。さらに、私人としての三溪と三溪園を語る原三溪市民研究会会長の廣島 亨(ひろしまとおる)先生に続き、関東学院大学文学部比較文化学科准教授のトウ 捷(「トウ」は「登」に「おおざと」)先生は三溪の漢詩から読み解く、故郷の岐阜と横浜への思いを説明する。横浜が誇る名勝「三溪園」の歴史と、そこに込められた先人の思いを講座で学ぼう!
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