地上300メートルにヘリが着陸! 陸上自衛隊が南海トラフ地震を想定し、あべのハルカスで災害対処訓練を実施
関西ウォーカー
ことしは阪神淡路大震災から20年。近い将来の発生が予想される南海トラフなどの大災害を想定し、1/20(火)、日本一の高層ビル、あべのハルカスで陸上自衛隊が無線の通信機材を設置する災害対処訓練を行った。
これは東日本大震災時、福島原発周辺で通信網が確保できず混乱が生じたことを教訓に行われたもの。あべのハルカスは耐震性にすぐれ、さらに地上300メートルの高さでさえぎるものがなく通信を確保しやすいという点から選ばれた。
今回は災害で交通網が遮断された場合を想定し、ヘリコプターで通信機材を空輸したほか、緊急用エレベーターが使えない場合の対策として、隊員が非常階段を使って1階から最上階まで通信機材を運び上げ、ヘリポート下のフロアに通信設備を設置した。
あべのハルカス事業本部長の赤坂秀則専務取締役執行役員は「訓練が無事終わってよかった。ハルカスのヘリポートにヘリコプターが着陸したのは今回が初めて。とても意義のある訓練だった」と訓練の成功を喜んでいた。
【文・写真=ライター鳴川和代】
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