“コント職人”親族代表が過去作を一挙上演!

東京ウォーカー(全国版)

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“真顔コント”と呼ばれる独特の芸風でファンを着実に増やしてきたコントユニット、親族代表。嶋村太一(リーダー)、竹井亮介、野間口徹の3人が、役者ならではの作り込んだ笑いを魅せる舞台が好評を得ている。故林広志、小林賢太郎、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、ブルー&スカイ、岩井秀人、福原充則らと作り上げた過去作品をまとめた、初の全国ツアー「親族代表THE BEST LIVE『親族旅行記』」が現在上演中だ。

東京、福岡、広島、大阪を回ったあと、再び東京に戻り、下北沢でラスト公演まで突っ走っている3人に、今の心境を聞いた。

――全国ツアーを進めて、手ごたえは感じていますか?

嶋村「広島公演の初日は、隣の大ホールで『ショーシャンクの空に』の舞台がやっていました。2日目は道を挟んですぐ前の会場で、GLAYのライブが開催…。正直、お客さんが入ってくれるか心配でしたが、結果、とても盛り上がったので、今となっては広島最高!といった気分です」

竹井「ザ・スズナリ(下北沢)は、お正月ということもあって、『とにかく楽しもう』という空気感が客席に満ちあふれていて、こちらが戸惑ってしまうくらいの良い反応がありました。福岡、広島、大阪の公演は、わりと広い劇場だったので、お客さんに熱が伝わるか心配していたのですが、しっかり観てくださっている雰囲気があり、その上で笑ってもらえたので、楽しんでいただけたかなと。無茶なツアー?とも思っていたのですが、地方でもやれて良かったと思います」

野間口「福岡での初日は、緊張し過ぎて気持ち悪くなりました(笑)。僕らの舞台が、地方のお客さんに受けるのか不安だったんです。でも、杞憂に終わりましたね。むしろ東京よりも盛り上がってくれました!なかなか厳しいスケジュールだったので、“その土地の食べ物”を十分に楽しめなかった部分はありますが」

――今回の上演作は、インターネット投票によって過去作品の中から選ばれたものですが、思い入れのある作品は入っていましたか? 

嶋村「『コンビニ』は、前回は降板してしまって演じられなかった作品だったので、『やりたいなぁ』とは思っていました。『詫びる男』はかなり前のネタですが、今のお客さんにも選んでいただいてありがたいです。今回、故林さんに加筆してもらっています」

竹井「ブルー&スカイさんの『野間口徹と…』という作品は、それまでの親族代表にはない演技方法を求められました。それがお客さんにも受け入れられた手ごたえがあった作品なので、思い入れも強いです。実際選ばれたのは、ドラマを真っ当に演じているからかなと。親族代表のコントはそういった作品が多いですけど、中でもこの作品はストーリーも深刻ですし、僕らには合っていたのかもしれません」

野間口「僕はケラさんの『3人で死ぬ』ですね。初演の時はまったくうまく演じ切れなかったので、何とかもう一度演じたいと思っていたんです。投票でも上位に入ってくれて、再演できると決まった時は、これにすべてを捧げようと思ったくらいです。あとは、ブルー&スカイの作品と、今回演出もやってくれている福原充則くんの作品です。まったくアプローチの方法が違う作品を並べて、“これぞ親族代表のライブ”だと思わせる幅の広さを提示できると思います」

【東京ウォーカー】

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