「天王寺区　寺ハッカソン」が開催！ 参加者募集中！

同じテーマに興味を持った開発者が集まり、協議・協力しながら集中的にプログラム開発などを行い、技能やアイデアを競う催し「ハッカソン」。「ハッカソン」とは、元々は広い意味でソフトウェアのエンジニアリングを指す“ハック”（hack）とマラソン（marathon）を組み合わせた米IT業界発祥の造語。しかし最近では新しい商品やサービスの創出につなげる“オープンイノベーション”の手法の一つとして、日本国内でもさまざまな企業が活用し始めている。今回は天王寺区で「天王寺区 寺ハッカソン」が開催される。天王寺区役所が天王寺区に起業家コミュニティをつくる、という目的で力を入れているイベントだ。

2月11日（祝）と15日（日）はIoT（Internet of Things）を活用したビジネスがテーマ、14日（土）・15日（日）は天王寺区の歴史的・文化的資産を活用したビジネスがテーマで開催される（15日は両分野同時開催）。15日の最後に、優秀アイデアに対して表彰を行う予定だ。

「天王寺区 寺ハッカソン」では企業・ビジネスについて集まったメンバーで協議・協力しながら2日間かけて集中的にビジネスアイデアを練り上げるもので、各アイデアのプレゼンテーションを行い、最優秀賞を決定する。また、3月8日（日）には「ビジネスプランコンテスト」も開催される。天王寺区での企業に向けて具体的なビジネスプランを持っている人や将来企業を志している人を対象に「ビジネスプラン」を募集し、3月8日（日）のコンテストでプラン提案者がプレゼンテーションを行うというもの。「天王寺区 寺ハッカソン」「ビジネスプランコンテスト」ともに、最優秀賞獲得者には賞金なども用意されているので、ぜひ参加してみてほしい。「天王寺区 寺ハッカソン」や「ビジネスプランコンテスト」を通じて世に進出するきっかけが掴めるかもしれない。

【文＝関西ウォーカー編集部】