汁なしラーメンが進化!新生“ご当地まぜそば”に注目
東京ウォーカー(全国版)
カルボナーラのような洋風麺、細麺に牛肉のワイン煮込みを合わせた一杯、盛岡じゃじゃ麺、汁なし担々麺など、“進化形まぜそば”が続々と登場している。
そもそもラーメンとは、かん水を使った麺とスープからなるもの。その根本をくつがえす“汁なしラーメン”が誕生したのは、20世紀半ばだ。
以降、中央線沿線でひそかに愛されていた油そばが、突如脚光を浴びたのは40年近くあとの「ぶぶか」の登場によって。
その後、2007年には“まぜそば”というネーミングが世に広まり、誕生から約半世紀を経て大きく進化。まぜそば専門店、ジャンクガレッジのように、麺にニンニクやチーズをのせるスタイルが流行した。
一方で、2008年には愛知県で、ピリ辛のミンチ肉をのせた「台湾まぜそば」が大ヒット。麺屋はなび 高畑本店の店主、新山直人さんが考案した同メニューは、名古屋めしとしても定着。現在は、台湾まぜそばが東京でもブームを巻き起こしている。
このムーブメントに乗り、さらなる“進化形汁なしラーメン”を開発する店主も多数登場。ユニークな一杯が次々に生まれているのでチェックしてほしい。
■麺屋はるか 秋葉原店(東京・末広町駅) ※2014年12月9日オープン
麺屋はなびの姉妹店。開店日には、麺屋はなび 高畑本店の新山さんも腕を振るった。メニューは本家とほぼ同じだが、学生には大盛無料サービスも用意。「カレー台湾まぜそば」(810円)や「担担台湾まぜそば」などを豪快にかき混ぜて食べたい。
■麺や 彩~iro~(埼玉・川越駅) ※2014年10月8日オープン
激戦区の川越で勝負をかけるのは、草加の人気店として知られるNOODLESTOCK鶴おかで修業した齋藤さん。野菜たっぷりの「牛油そば 温玉付き」(750円)は、鶏節と魚介を使う塩ダレに阿波牛の牛脂を合わせた、まろやかでコクのある味わい。
■noodle kitchen ミライゑ(東京・志茂駅) ※2014年11月1日オープン
ちゃぶ屋出身の店長による新店は、老舗の宮醤油を使った清湯のしょうゆラーメンが評判だ。女性客も多いというカフェのような空間で味わう「牛煮込みまぜそば」(800円)は、和牛を長時間煮込んだトロトロの煮込みに、温玉と粉チーズがのせられている。三河屋製麺の中細麺によく絡む。
■じゃじゃおいけん 浅草店(東京・浅草駅) ※2014年12月12日オープン
きしめんよりも太く、うどんよりも細い特注麺に、肉味噌や野菜を絡めて食べる盛岡名物“じゃじゃ麺”が楽しめる専門店。ツルツルの麺に、コクのある肉味噌がよく馴染む「じゃじゃ麺 中盛り」(700円)には、刻んだシイタケやゴマも入っており、ヘルシーな味わい。
■湯島ひよこ堂(東京・湯島駅) ※2015年1月1日オープン
湯島天神近くにオープンした広島式の汁なし担々麺の専門店。広島から仕入れたストレート細麺に、肉味噌やタレを絡めて食べる「汁なし担々麺」(690円)は、唐辛子と山椒の辛味が効いたスパイシーな一品だ。【東京ウォーカー】
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