春日大社が20年に一度の式年造替に合わせて普段は見られない本殿と神宝公開を発表! 140年ぶりや今回初も

関西ウォーカー

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奈良市の春日大社は5日、今回が第60次になる、20年に1度の本殿などの建て替え・修理を行う「式年造替(しきねんぞうたい)」に合わせて、通常は神職や皇族以外は一般参拝者が入れない「内院」から、国宝である本殿を間近に拝観できる特別公開を実施すると発表した。公開期間は4月1日(水)から5月31日(土)。今回は明治になってから公開されていなかった本殿裏側の後殿(うしろどの)に140年ぶりに入ることが可能になり、第一殿と第二殿の間にある磐座(いわくら)を初めて公開する。

また、神宝の特別拝観は3月29日(日)から4月5日(日)。3月29日(日)から31日(火)は直会殿(なおらいでん)、4月1日(水)から5日(日)は桂昌殿にて公開される。神宝は、奈良時代に白鹿に乗り鹿島神宮(茨城県)から来たとされる春日大社の祭神の姿を描いた鹿島立御神影図(かしまだちごしんえいず)とその際にお供の神職がささげたとされる儀式用の鹿島立鉾など。鹿島立鉾は初の一般公開。

式年造替は3月27日(金)に仮殿遷座祭(外遷宮)を執り行い、神さまに本殿から西隣の移殿に仮に御遷り頂き、平成28年(2016)11月26日(土)に、本殿の修復を終え、神さまに本殿に御還り頂く。

春日大社の花山院弘匡(かさんのいんひろただ)宮司は「見えないものは分かりにくい。江戸時代には公開されていた後殿などが明治になって公開しなくなってしまったが、この機会により広く御参り頂きたい。奈良時代に始まり1300年の歴史を持つ春日大社の、世界でも稀な途切れることのない空間と神事を体験して欲しい」と話している。

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