【姫路城ウォーカー発売中】真っ白な姫路城上空をブルーインパルスが華麗なアクロバット飛行！平成の大改修完成を祝福

「平成の大修理」を終え、美しく改修された世界遺産で国宝の姫路城がいよいよ3/27（金）、グランドオープンする。これに先駆け、3/26（木）「姫路城大天守保存修理完成記念式典」が行われ、ブルーインパルスが姫路城上空で祝賀飛行を行った。ブルーインパルスは航空自衛隊のアクロバットチーム、航空自衛隊の航空祭や、国民的な行事でアクロバット飛行を行い、一糸乱れぬ隊形やダイナミックな飛行で観客を魅了した。

26日は春らしい暖かさの好天に恵まれ、絶好のフライト日和。多くの観衆が詰めかけ、三の丸広場は早々に入場制限がかかるほどの混雑ぶりだった。観客の中には朝6時に京都から新幹線で来たという人も。

ブルーインパルスの祝賀飛行は「姫路城大天守保存修理完成記念式典」の本番に先駆け、10時ちょうどから行われた。リニューアルした姫路城の壁が朝日にまぶしく輝く中、5機のブルーインパルスが傘型隊形で進入。上空で5方向に開く「サンライズ」という演目で祝賀飛行が始まった。

さらに6機が三角形の体型で飛び、上空で旋回する「デルタ360°ターン」を披露。雲ひとつない青空に白い天守閣とブルーインパルスの描く軌跡が美しく映える。白鳥をイメージした隊形で天守上空を通過する「スワンローパス」、6機が上空で円形に飛行する「サクラ」など白煙の軌跡を描いて飛ぶ勇姿に集まった観衆からは歓声や拍手がわき起こった。最後は2機がハートを描く「ビッグハート」で締めくくり、10分間の祝賀飛行が終了した。

国宝・姫路錠は3/27（金）から一般公開も再開。これからの季節は真っ白に輝く天守閣とピンクの桜が美しい光景を見せることになりそう。関西ウォーカーが作ったムック「姫路城ウォーカー」も好評発売中。このムックを片手に、この春のおでかけ予定に出かけてみてほしい。

【取材・文＝ライター鳴川和代】