生まれ変わった姫路城、潜入レポート!

関西ウォーカー

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5年半にも及ぶ大天守の修理を終え、3/27(金)に姫路城がグランドオープンした。白く美しい姿とその内部を確認するため、関西ウォーカーの編集部員が潜入した。

午前8時30分に姫路城の入城口に到着したが、すでにそこは長蛇の列。一番乗りを目指して前日から並んだ人も多かったという。混雑時は開城時間を早めるとのことで、オープン日であるこの日も列ができているものの、午前8時には開城されていた。入城口手前で大天守登閣希望者に整理券を配布していて(先着順で15,000人まで。登閣整理券がない場合でも天守以外の見学は可)、この時の整理番号は2080番。相当並ぶことを覚悟したが早い時間だからか、案外流れはスムーズで入城口にてチケットを購入し(大人1000円)、すんなりと入ることができた。

城の中では係の誘導に従って進んでいく。なにげにそびえる門や櫓(やぐら)、土塀などにも重要文化財となっているものが多い。羽柴・本多・池田の3時代に築かれた3種の石垣や、敵をねらい撃つ狭間(さま)なども見逃せない。

しかし、なんといっても今回の見どころは、その品格を象徴する美白の大天守。築城当時同様と言われる白さはすでに広く知られるところだが、気になるのはその内部。天守の入口からは靴を脱いで入る。さすがに上へと続く、狭く急勾配の階段の前では制限があって進みづらかったが、結果としては地階から6階までの計7階を60分ほどで登りきることができた。これまであった展示物は西の丸櫓群へ集約したそうだが、個人的には内部に物がなくなった分、歴史的価値の高い建築美や充実した軍事機能がよりわかるようになっているところに好印象。

その後、天守から下りてお菊井戸で有名な二の丸広場や西の丸庭園も堪能したが、意外と楽しかったのが城外の大手前公園で行われているイベントだ。ご当地グルメや地元物産などの出店があって、ついつい姫路おでんと明石焼きを購入してしまった。城内には食事できる場所がないので、ここで食べてから登閣するのもいいかもしれない。

当日の待ち時間と整理券の配布状況は、入城口や大手門、JR姫路駅など計7か所の電光掲示板で表示される。27日の11時30分時点で待ち時間は1時間。今後、休日は混雑が予想されているので、狙い目は平日の午前中。待ち時間の有効利用を踏まえた観光プランを組むことをおすすめしたい。

【文=関西ウォーカー編集部】※「姫路城ウォーカー」も絶賛発売中!

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