GW目前!ドライブを楽しむための車酔い対処法とは
東京ウォーカー(全国版)
過ごしやすい気候が続き、ゴールデンウィークにかけて、家族でドライブに出かける機会も多くなるこれからの季節。その楽しいはずのドライブにつきまとうのが車酔い問題。特に、小さい子供の車酔いには気をつけたいところだ。そこで今回は、せっかくの旅行を楽しく過ごすために覚えておきたい“車酔い対処法”を専門家のアドバイスとともに紹介しよう。

子供の9割が途端酔いを経験。その原因とは?
P&Gの調査によると、車酔いすることのある子供の91%が“途端酔い”を経験したことがあるとのこと。“途端酔い”とは、車に乗った途端に気分が悪くなることで、その原因としては「車内の臭いが影響している」ことが多い。これに対して、子供の“途端酔い”に気づいたことがある親はわずか17%。その理由として「ニオイが原因とは分かっていても、ケアが疎かになりがち」との意見が多数寄せられた。
この理由について、編集部が小児科の先生に取材したところ「子供の嗅覚は大人よりも敏感なので、大人だと気付かないようなニオイでも、不快に感じてしまうんです」とのこと。

また、具体的にどんなニオイが気になるのかについてアンケートを取ると、「エアコンをつけた時のニオイ」がトップに。続いて「さまざまなニオイが混ざり合ったニオイ」や「芳香剤や香水のニオイ」という声が寄せられた。
気になるニオイと車酔いへの影響
これらのニオイは、“途端酔い”にどのように影響するのだろうか?専門家によると、そもそも車酔いとは、車の揺れによって生じるもの。そのため、乗ってすぐに気分が悪くなる“途端酔い”は、本来の意味では車酔いとは別の症状なのだそうだ。

しかし、子供たちは車に乗って酔った経験と、車内のニオイが臭かったという記憶を混同して、「車の臭いで酔った」と思い込んでしまい、以降、車内のニオイを嗅いだ瞬間に気分が悪くなってしまうそうだ。
途端酔いを解消する最善策はメンタルとニオイのケア
では“途端酔い”を解消するには、どうすればよいのだろう。この疑問に対して、編集部が取材した小児科の先生は、「子供はニオイに敏感なので、ニオイ玉などで誤魔化すよりも、消臭効果のきちんとある消臭芳香剤を使って、ニオイの元から消臭することが効果的です。また、車内の空気を入れ換えたり、タバコや香水を置かないようにするなど、ニオイがこもらない環境作りも心がけてください」と教えてくれた。

また、車酔いとはメンタル面の影響も大きいのだそう。特に子供の場合は「車に乗っても酔わなかった」という経験をさせることが最も重要だという。
ちなみに、臭いのこもらない環境作りという点では、ワンタッチで装着できる車専用消臭芳香剤がおすすめだ。エアコンの送風口にセットすることで、車内のニオイの原因となる食べ物や汗などの体臭や、タバコのニオイなどをしっかり消臭。ニオイが気になる人は使ってみてはいかがだろうか。

今回紹介した対処法を実践すれば、ドライブのときの車酔いも改善され、ゴールデンウィークや春のおでかけがもっと楽しく快適になるはず。「車酔いが原因でドライブを控えた」「おでかけのときに気を使った」という経験がある人は、ぜひ試してみよう。
於ありさ ・田井成樹
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