流行の「コールドプレスジュース」、男こそ愛飲すべし
東京ウォーカー(全国版)
近頃、巷で話題のコールドプレスジュース。東京では専門店が続々とオープンし、1杯1000円前後なのにも関わらず軒並み大盛況!
なかには男性客がおよそ4割を占める店もある。実は、そもそも健康意識が高い女性より、自己管理がアバウトになりがちな男性の方が効果てき面なんだとか。
果たして、普通の野菜ミックスジュースと何が違うのか?
コールドプレスジュースとは、スロージューサーと呼ばれる低速回転式のジューサーを使って、材料を押し潰すようにして搾ったフレッシュジュースのこと。
水を加えず、素材の持つ水分だけで作るのが特徴。また、スムージーなどで使われることが多い高速ミキサーより摩擦熱を抑えられるため、熱に弱い酵素やビタミン類などが壊されにくいとされる。
筋トレや運動後に飲めば、運動効率を高めたり、疲労がたまるのを防ぐ効果も期待ができるとか。自己管理を徹底すべき中年男性こそ取り入れたいところだ。
2014年1月、Sunshine Juiceが恵比寿に誕生したのを皮切りに、7月にはWhy Juice?が代官山に、8月にはクレンジングカフェ代官山と、続々と専門ショップがオープンしている。
もちろん女子受けも良いので、ぜひともデートコースに盛り込みたいところ。オシャレな街で新鮮な1杯を飲めば、身も心も若々しくなれそうだ。
しかし、各ショップのコールドプレスジュースの価格設定を見ると、多くは1000円前後とドリンクとしてはかなり高額。家庭用のスロージューサーで作った場合と、いったい何が違うのか?
クレンジングカフェ代官山によれば、同店のこだわりは効率より鮮度を重視して、作り置きをせず注文を受けてから1杯ずつ丁寧に搾っているのだとか。
1杯400mlのジュースには、無農薬や自然療法で育てられた野菜やフルーツがなんと約1kgも使われている。人件費も原価率も高いことが簡単に想像できる。
7種類のメニューの中で、とりわけ男性に人気なのが「エメラルド」(1080円)。小松菜、キャベツ、キュウリなど8種類の素材をミックスしており、アンチエイジングや疲労回復が期待できる。
青汁のような苦そうな見た目のジュースを恐る恐る口に入れてみると…意外に超スッキリ!野菜特有の青い臭みや、搾りカスなどの異物感が一切なく、普通においしい。
同店代表の今泉牧子さんによると、「飲みやすさを重視して、その日の素材の状態に合わせてグラム単位で分量調節しています」とのこと。
無農薬や自然療法による野菜をそろえるのは簡単ではないが、素材を丁寧に下処理すれば家庭でも近い味が出せるという。
ちなみに、ジューサーを買うなら自分で毎日作ることを想定して、なるべくスリムで手入れをしやすいタイプを選ぶことが大事。
というわけで、さっそくジューサーを購入して、小泉さん直伝のレシピでコールドプレスジュース作りに挑戦!
材料はショウガ(1片)、ユズ小2個(皮をむく。レモンで代用可)、セロリ2本、パイナップル4分の1個(皮をむく)、グレープフルーツ2分の1個。
すべての素材を一口大にカットして低速ジューサーで搾るだけ!「脂肪燃焼効果があると言われるショウガは、ダイエットにぴったり。セロリやパイナップルはデトックス効果を期待できます。皮がある食材は丁寧にむくことが雑味を抑えるためのポイント」と小泉さん。
料理でも同じだが、ちょっとした“ひと手間”が味を左右するのだ。
さて、肝心の味は、ユズとパイナップルの酸味が心地よく、さらにショウガがピリリとしたアクセントになり、まるでおしゃれカフェのドリンクのよう!
クレンジングカフェ代官山 の常連客の中には、コールドプレスジュースを飲み続けてダイエットに成功しただけでなく、肝臓の数値が改善した男性も多いそうだ。
“単なるブーム”として見逃すにはもったいない可能性を秘めているのがコールドプレスジュースなのである。【東京ウォーカー/記事提供=週刊ジョージア】
※記事の内容は、無料スマホマガジン「週刊ジョージア」から一部抜粋、再構成したものです
この記事の画像一覧(全5枚)
キーワード
- カテゴリ:
- タグ:
- 地域名:
テーマWalker
テーマ別特集をチェック
季節特集
季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介
全国約900件の花火大会を掲載。2025年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!
ゴールデンウィーク期間中に開催する全国のイベントを大紹介!エリアや日付、カテゴリ別で探せる!
おでかけ特集
今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け
キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介