濃厚新商品に海外進出… 90周年の“カルピス進化論”

東京ウォーカー

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今年で90周年を迎える、乳酸菌飲料「カルピス」。「カルピスウォーター」をはじめとする乳性飲料が、昨年も前年比2割増しを記録するなど、売上げも好調な“カルピス・ファミリー”に、5/25(月)、ニューフェイスが誕生する。その名も「ロイヤルミルクカルピス」(189円)。関東エリアのコンビニエンスストアでの先行発売だ。

通常の「カルピス」に使われているものとは別の乳酸菌で作った「発酵乳」が入っており、濃厚でコクのある味わいが特徴の同商品。「カフェで味わうような、ちょっと贅沢で濃厚な『カルピス』を作るとしたら…」という発想から生まれたそうで、デザート感覚で飲める「カルピス」に仕上がったという。

なんとも女性に人気が出そうな新商品がお目見えするわけだが、実は今までも、“復刻版”から“変り種”まで、実に色々なカルピス・シリーズが登場してきたのをご存知だろうか?

たとえば、ダイエット志向の高まりを受けて登場した「ゼロカロリー」シリーズ。中でも、「アミノカルピスZERO」という商品は、「カルピス」のおいしさをゼロカロリーで楽しめ、さらに基礎代謝をサポートするアミノ酸も摂れるというスグレものだ。また、ゼロカロリーの“カルピスソーダ”にジンジャーエキスを加えてオトナ向けの味わいにした「カルピスソーダジンジャーゼロカロリー」も登場。加えて、濃縮タイプの「カルピス」にも、カロリー60%オフの「カルピス ダイエット」があり、かなりの人気を博しているという。

変わったところでは、「『CALPIS BARTIME』その風のレモンシャワー」という商品も。この「CALPIS BARTIME」シリーズは、世界大会で優勝経験のあるバーテンダー石垣忍氏と共同開発した「カルピス」を使ったカクテルで、「カルピスサワー」で人気となった“カルピス+アルコール”というおなじみの組み合わせに、一石を投じてくれそうだ。

一方、海外に目を向けてみれば、今年3月、タイで発売された「カルピスラクト」や、インドネシアで発売されている「カルピコミニ」などもある。特に「カルピコミニ」は、1本1000ルピア(約10円:5/4現在)という購入しやすい価格で、現地の子供たちのおやつになっているのだとか。

時代の変化やニーズと共に多様化してきた「カルピス」シリーズ。「大人世代に、子供の時にお母さんが作ってくれた、あの『カルピス』ではなく、今の自分にぴったりな『カルピス』と思ってもらえるような商品をこれからも作っていきたですね」と、カルピスの宮本さん。

さすが90年の歴史はダテじゃない! ということで、“変り種カルピス”は全部チェックした? まだの人は2枚目の写真からどうぞ! レアな“カルピス・ファミリー”は必見だ。 【東京ウォーカー/安藤真梨】

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