歌劇と和太鼓の異色コラボで魅せる真田幸村の運命

5月30日(土)、31日(日)の2日間、サンケイホールブリーゼで「大阪城パラディオン―将星☆真田幸村―」が上演される。これは大坂の陣400年を記念して制作されたもので、OSK日本歌劇団と宝塚歌劇団のOGたちによる歌劇と和太鼓がコラボした異色のエンタテインメント。

関ヶ原敗軍の将として幽閉されていた真田幸村が豊臣秀頼の願いを受け、大坂城に入場、大坂の陣で戦う姿を描く。タイトルの「パラディオン」とは守護神のこと。大坂城を守るため、戦い抜いた真田幸村と彼に従う武将たちの数奇な運命を描く。

主役の真田幸村には元OSK日本歌劇団トップスターの桜花昇ぼる、後藤又兵衛には元宝塚歌劇団星組男役スターの鳴海じゅん、木村重成には元宝塚歌劇団星組男役スターの麻園みきなどのスターが登場する。さらに、はやみ甲ダンスカンパニー夢組によるダンス、打打打団天鼓による和太鼓や笛、三味線の生演奏も加わり、華麗な歌劇と生演奏の迫力に酔いしれるひと時となりそうだ。

作・演出は京都宮川町の京おどりの作・演出で知られる北林佐和子、音楽は松岳一輝、監修は大阪城天守閣館長の北川央。

【取材・文＝関西ウォーカー編集部】