日本初開催!レッドブル・エアレースに12万人が熱狂

東京ウォーカー(全国版)

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5月16日(土)・17日(日)の2日間にわたり、「レッドブル・エアレース」が千葉県・幕張海浜公園で行われた。

“空のF1”と称される、空を舞台にしたモーターレースの世界大会で、高さ25mのパイロンを低空飛行で通過しながらタイムを競う。今シーズンの第2戦として、日本大会が初開催され、2日間で約12万人が訪れる大盛況のイベントとなった。

日本での開催について、熊谷俊人千葉市長は「長年の夢が叶い、幕張が大きな興奮に包まれました。『レッドブル・エアレース』は、我々が目指す海辺を生かした街づくりにとって重要なイベントです。来年度の開催に向けて、千葉市としても大きな役割を果たしていきたいです」と力強くアピールした。

松崎秀樹浦安市長は、「滑走路や格納庫などは浦安市に作りました。協力ができてうれしく思います。約9000室ある市内の宿泊施設も、関係者だけで1500室も利用していただいています」と経済効果の大きさも実感しているとのこと。

さらに、「レッドブル・エアレース」のエリック・ウルフGMは、「エンジニアやパイロットを含めた、関係者全てが日本での開催を願っていました」と開催が実現したことへの喜びを表した。

初のアジア人パイロットとして、2009年からエントリーしている室屋義秀選手は待望の日本開催について、「会場の整備や、開催へ向けての働きかけと準備がうまく行って、日本で開催ができると示せました。いつかは私の地元の福島でも開催したいですね」と語る。

エアレースを初めて観戦する人に向けて、楽しむためのアドバイスも聞いてみた。「これだけ大勢の人が見に来てくれるとは、正直予想を超えました。テレビでもライブでもいいので、まずはエアレースという競技をしってもらえれば。実際に近くで観戦してその迫力に触れると、エアレースの面白味がグッと増していくと思います」。

室屋選手は、初日の予選を9位で終えたが、2日目の準々決勝「ラウンド・オブ・14」で今大会の最速タイムとなった50.779秒をマーク。フィニッシュした瞬間、会場は大歓声に包まれた。優勝への期待も高まったが、準決勝「ラウンド・オブ・8」で失格となり、8位でレースを終えた。

優勝したのは、準決勝で室屋選手とのマッチプレイを制したポール・ボノム選手(イギリス)。開幕から2連勝を決めて、ワールドチャンピオンへ向けて前途洋々。

「レッドブル・エアレース」の熱量を間近で体感できた日本での開催。2016年の開催を日本のファンのみならず、「レッドブル・エアレース」のパイロットたちも待ち望んでいる。【東京ウォーカー】

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