街ナカにウォータースライダー！新種の体験型イベント続々

6月6日(土)・7日(日)の2日間、東京・お台場の“街ナカ”になんと約300mのウォータースライダーが出現する！アメリカ発祥の「スライド・ザ・シティ」というブッ飛んだイベントだ。日本では初開催にも関わらず前売り券が完売するなど、話題沸騰中！他にも、この夏は全国各地で新感覚のアクティブ系イベントが開催予定。それらを徹底的に解説したい。

「スライド・ザ・シティ」は、2014年7月にアメリカのユタ州ソルトレイクシティで初開催された。街ナカというロケーションはもちろん、約300mという“超ロングなウォータースライダー”は非日常感がたっぷり。普段は車が行き交う道を、まるで流しそうめんのように水着ギャルが次々と流れる様子は、見ているだけでもクール！一躍、注目のレジャーとして注目を集め、今年は「2015 World Tour」と題し世界15箇所以上の都市で開催される予定だ。

特設スライダーは、平坦かつ直線のロングコース。スピードが遅い「子供向け」かと思いきや、侮ることなかれ。スライダーに毎秒4リットル程度の水を一気に放水するため、大人でも驚くほどのロケットスタートが可能。約300メートルを、およそ30秒程度のスピードで滑ることができるのだ。これは陸上競技100メートル走の世界記録並みのスピードだとか。

そんな「スライド・ザ・シティ」が今年、日本にも初上陸。会場は東京・お台場のシンボルプロムナード公園内にある「夢の大橋」だ。開催決定後すぐにSNSで話題となり、なんと予定枚数1万2000枚の前売りチケットが発売開始から約1週間で完売！当日券が発行されない激レアなイベントとして、ますます注目度がアップしている。

今回チケットをゲットできなかった人たちも、諦めないでほしい。6日(土)に、公式HPで次回の開催日と開催地が発表された。次回も完売が予想されるため、早めに前売り券を購入しておきたいところ。

料金は1回券が2500円。とことん楽しみたいなら、思い切って3回券(4500円)か回数無制限のVIPパス(6500円)を購入するのが大人の選択ではないだろうか。会場にはドリンクやフードを販売する出店や催し物のブースもあり、ゆったりと過ごすことも可能。荒天の場合は中止だが、基本的に雨天決行！むしろ雨の日こそ、ずぶ濡れで爽快感を200％味わえるチャンスかも!?

また、「スライド・ザ・シティ」の他にも、新感覚＆超爽快なイベントが、今後全国各地で目白押しだ。

まずは、近年人気急上昇中の「バブルラン」。約3kmのコース上に設置されたバブルマシーンから大量の泡が放出されるなか、参加者が泡まみれになってゴールを目指すゴキゲン過ぎるイベントだ。4月に千葉県の幕張海浜公園で初開催され、2日間で約2万人が参加した。次回は大阪で8月29日(土)・30日(日)に開催予定。日頃からストイックに走っている人にとっても、運動不足の人にとっても、最高のリフレッシュになりそうだ。

「バブルラン」のように、ランニングにエンタメ要素をプラスしたイベントは近年の流行でもある。その火付け役のひとつが、愛知県豊田スタジアム(6月6日)や札幌・真駒内公園(8月22日)で開催される「エレクトリックラン」だ。

光と音で彩られた約5kmのコースを、光るグッズを身に付けた参加者たちが走ったり、踊ったりしながらゴールを目指すイベント。ゴール後には祝完走パーティーが行われ、DJによる音楽と光の演出も。ジムで黙々と走るよりも簡単に“ランナーズハイ”になれること請け合いだ。

変わり種のラン系イベントの極め付きは、8月29日(土)に愛知県のリトルワールドで開催される「MONSTER NIGHT RUN」だ。参加者のランナーはモンスター役か人間役かどちらかで参加。事前に仮装したモンスター役のランナーが、人間役のランナーを追いかけるという、ホラー映画的なスリルを体験できる。主人公気取りで逃げ回るか、全力で女子を追っかけ回まわすか、どちらを選んでも楽しめる超刺激的なイベントだ。本番に向けて、今のうちに脚力を鍛え直しておくべし！

「暑い時期に走るのはちょっと…」という人は、長崎県の名所、ハウステンボスを訪れてみては？同施設に7月1日(水)から設けられる野外プールエリア「水の王国」には、約180mのウォータースライダーが登場する。プール施設の中では日本最長の直線コースのため、まるで滑走路を走る飛行機気分を味わえそう。他にもエリア内には高さ8mのスライダーや、一定時間ごとに水が大噴射する遊具など、ド迫力のアトラクションが豊富にそろっている。夏休みの旅行プランの候補として押さえておきたいところだ。

これまでにないユニークなイベントが続々と誕生している昨今。いち早く参加して自らの感性を刺激し、ストレスも解消するのが「デキる男」ではないだろうか。【東京ウォーカー/記事提供＝週刊ジョージア】

※記事の内容は、無料スマホマガジン「週刊ジョージア」から一部抜粋、再構成したものです