話題のドミニクアンセルベーカリーがオープン！

6月20日(土)、NYで大人気のペストリーショップ「DOMINIQUE ANSEL BAKERY TOKYO(ドミニクアンセルベーカリートウキョウ)」が、スイーツ激戦区の表参道にオープン！それに先駆け、6月17日には、報道関係者向けの内覧会が行なわれたので、さっそく潜入してきた。

内覧会では、「クッキーショット」(518円)や「フローズンスモア」(778円)といった代表的なスイーツに加え、日本限定メニューなどが振る舞われた。

「クッキーショット」は、ショットグラスの形をした、温かくしっとり柔らかいチョコチップクッキーの中に、バニラビーンズを24時間浸した冷たいミルクを入れたもの。同店スタッフは「ショットグラスからお酒を飲むような感じで、冷たいミルクをくいっと飲みつつ、温かいクッキーをかじって、絶妙なマリアージュを楽しんでください」と食べ方を指南。

クッキーから徐々にチョコレートが溶け出し、ミルクの味が変化していくのも楽しい、遊び心が感じられる一品だった。

「フローズンスモア」は、アイスクリームをマシュマロで包み、表面をバーナーであぶったスイーツ。キャンプファイヤーでマシュマロをあぶる体験からインスピレーションを受けて作ったメニューだという。

しっかり強めにあぶられた外側はパリッとした食感で、内側のマシュマロはとろ～り。中からはひんやり冷たいアイスクリームが姿を現し、こちらも驚きを感じられる一品だ。思い切り甘いものが食べたい！という人におすすめしたい。

店舗内では、クロワッサンとドーナツを組み合わせた「クロナッツ」で話題沸騰し、“ハイブリッドスイーツ”ブームの火付け役となった同店の店主、ドミニク・アンセル氏にインタビューも敢行した。

まず、「クロナッツのアイデアが生まれたきっかけ」について聞いてみたところ、「新しいお菓子を作ることが大好きで。ニューヨークのお店でもそうなのですが、定期的にメニューを変えていて、常に新しいものを考えているんです。そんななかで、クロナッツのアイデアも生まれました」とコメント。

最初に自身で食べたときは「自画自賛じゃないですけど(笑)、『これは素晴らしい！』と感じた」そうで、「正直とてもうれしかったです」と振り返った。

そして、日本のファンに向けて、「ここに来ていただければ、ここでしか食べられないものがあります。ただ食べるだけではなく、誰かと一緒に、友達や家族と一緒にその感動を分かち合っていただけるとうれしいです」とアピール。「とにかく来て、感動してください！お店の活気ある雰囲気を楽しんでください」と熱心に語ってくれた。

ちなみに、やや余談となるが、ドミニク氏は大のラーメン好きだそうだ。「ひとつのボウルの中に僕の好きなもの、ダシや麺など、おいしいものが全て詰まっていて。日本では毎晩のように食べています！」と、日本食ラヴァーであることも明かしてくれた。【東京ウォーカー】