女子でも入りやすい!思い出横丁のディープ居酒屋5選

東京ウォーカー

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2020年の東京オリンピックに向け東京の再開発が進む中、昭和ノスタルジーを感じさせてくれるスポットとして、新宿の飲み屋街、思い出横丁が人気を集めている。思い出横丁の歴史は古く、終戦直後の焼け野原に市場として誕生。今でも100坪ほどの土地に70軒以上の飲食店がひしめき、高層ビルが立ち並ぶ新宿駅西口界隈で異彩を放っている。

昭和を感じさせる新宿の飲み屋街、思い出横丁の魅力を再発見しよう!


その独特の雰囲気から「行ってみたいけどなかなか入りづらい」という女子のために、横丁女子デビューにうってつけの5店をご紹介。頼めば通を気取れる、常連に人気のメニューもこっそり伝授しよう。

昼間酒もOKで、サクッと飲めて食べられる思い出横丁は、実はバルのように使い勝手の良いお店だらけ。こんなに面白くて濃~いスポット、おじさんばかりに占領させてはいられない!

岐阜屋


創業65年の老舗の中華料理店。中州のようになった厨房をカウンター席が囲む。朝9時オープンなので、小説を読みながら昼間からお酒を楽しむ猛者もいるとか。「うちはありがたいことに変な常連さんがいないんだよ。歌って踊れる職人もいるし(笑)、初めてでも安心して楽しめるよ」とは店員の弁。席に座っている人の後ろを通り、声をかけあって奥に進むので、来店客同士で自然と会話が生まれるのも同店ならでは。

創業65年の老舗の中華料理店、岐阜屋は、中州のようになった厨房をカウンター席が囲む


カブト


都内でも珍しいウナギ串の名店は、昭和23年開業。同店の味もさることながら、御年83歳の大将との会話目当てに古くからの常連が集う。大将はまさに横丁の生き字引。「あまり大酒を喰らわないのが横丁の粋な楽しみ方。あまり大騒ぎしちゃダメ。最近は女の子一人でもふらっと来るよ。大したもんだ(笑)」とのことなので、臆せず女子もチャレンジしよう。3人以上の入店は不可、お酒は3杯までのルールもサクっと飲みにぴったり!

都内でも珍しいウナギ串の名店、カブト。味もさることながら、83歳の大将との会話目当てに古くからの常連が集う


鳥園


横丁で最大級の席数を誇る店で、海外の観光客も多く初心者にも入りやすい。店長も「いっぱいあってわからない(笑)」と笑うように、メニューは90品以上。2階席からはタッチパネルで注文できるので、普通の居酒屋感覚で入れるのもうれしい。「昼間は比較的混雑しないのでおすすめ。昼飲みはやっぱりかっこいいですよね」とのことで、堂々と昼間酒を楽しもう。座敷席があるので大人数でも使える。

思い出横丁で最大級の席数を誇る鳥園。座敷席もあるので大人数でも使えるのがうれしい


第一宝来家


最古参のひとつで、横丁名物のモツ料理発祥の店。三代目の現店主が始めたという、南部鉄器の鉄板を使いセルフで焼くスタイルも特徴的で面白い。芝浦市場から仕入れている新鮮なモツを提供しているので、今では貴重な肉刺も楽しめる。三代目いわく「横丁は小さなお店が多いから、あいさつ代わりに人数を言って入るのが通の流儀だね」。男女比はだいたい6対4で、女性客も多い。趣ある店で横丁女子会もオツだ。

第一宝来家では、芝浦市場から仕入れている新鮮なモツを提供


つるかめ食堂


テレビ番組のドキュメンタリーでも取り上げられた名物食堂。放送後から女性客が急増。60年以上続く店ながら、古くからの常連客と若者がにぎやかに集まり、老若男女入り交じる家庭的な雰囲気も魅力だ。日替わりの本日のおすすめも含め、メニューは90種類以上。前会長がスペイン料理のコックだったことから、メニューにはスペイン料理がちらほら。他にも勤続15年以上のミャンマー出身の店員が生み出したというミャンマー料理も!

つるかめ食堂は、古くからの常連客と若者がにぎやかに集まり、老若男女入り交じる家庭的な雰囲気が魅力


【東京ウォーカー/取材・文=梅川晃代】

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