博多祇園山笠のついでに食べたい福岡ラーメン5選
九州ウォーカー
福岡県・博多を代表する祭りといえば「博多祇園山笠」。7月1日(水)の「注連(しめ)下ろし」からスタートし、15日(水)の「追い山笠」までの間、博多の街は山笠一色となる。祭りの最終日となる15日は「追い山笠」を見物するために県外からも多くの人が福岡を訪れる。「福岡に行ったらやはりラーメンを食べたい!」という人のために、福岡で活躍するラーメンライター上村敏行がオススメのラーメン5軒を紹介。

博多一双 中洲店
12年博多駅東にオープンし、行列店へと駆け上がった同店の初支店。豚骨、背骨、まる骨を材料に、若い1番釜、炊き込んだ2番釜を絶妙に合わせ濃度を調整。大量の骨を使い、すいのうで丁寧にこすので舌触りがなめらかだ。「脂ではなく、大量の豚骨を使うことに由来する重厚感のあるスープが特徴。ザラつきのないなめらかな舌ざわり、臭みのないので女性も食べやすい。中洲のど真ん中で明け方まで営業しているので追い山前の腹ごしらえにもオススメです」(上村)

らーめん おいげん
豚頭を砕きながら煮込んだスープはとろみがあり超濃厚。“コク増し”(無料)にすれば、さらにどっしりとした重厚感も楽しめる。注文後に炭火で炙る、豚バラチャーシューもウリだ。平日ランチは半チャーハンが80円。「豚骨をしっかりと乳化させたこってりスープ。炭火で炙るチャーシューの肉汁、香ばしさがスープに染み出しバリうま! 鶏ガラの中華そばも是非食べてみてください」(上村)

博多らーめんShin-Shin 天神店
開店10年目を迎える天神の人気ラーメン店。店主が「地元の方にいつでも安心して食べてもらえる、オーソドックスなラーメンを目指しました」と語る豚骨ラーメンは、程よいこってり感とツルツル喉越しのよい極細麺のバランスが絶妙。“これぞ博多豚骨ラーメン”という王道の味で、地元民はもとより観光客にも大好評の一品だ。「いま福岡のラーメン店で最も長い行列を作るのがココ。屋台源流の豚骨ラーメンはコクがあり、飲んだ後でもサラリといけるライトさがいい。麺の細さも福岡随一。王道の博多ラーメンを食べたい方はココへ!」(上村)

長浜ナンバーワン 天神店
昭和46年以降、福岡のラーメンシーンを牽引し続ける名店。屋台からお店をスタートさせ、今もなお長浜で営業をし続け、系列店とともに伝統の味を守り続けている。コクのあるスープにネギとチャーシューをトッピングした“本物の長浜ラーメン”を提供。安定感に足繁く通う芸能人もいるほど。「ほんのりとした甘さを感じる純豚骨スープとツルシコッ食感の細ストレート麺の相性バツグン。天神のほか櫛田神社近くの祇園店もあり使い勝手がいい」(上村)

土竜(もぐら)が俺を呼んでいる
“もぐ俺”の愛称で親しまれるラーメン居酒屋。ぶ厚い煮大根や肉そぼろがのる豚骨ラーメンと、約160本そろう豊富な焼酎が自慢だ。約10時間煮込み丸1日熟成させたスープは、豚骨の旨味を凝縮しながらも脂っぽさはなく、甘味のあるまろやかな味わいが絶品。煮大根をのせない、シンプルな豚骨ラーメン(610円)もあり。「肉ラーメンはクリーミィな豚骨ラーメンに、分厚い豚肩ロースをオン! 九州各地の焼酎もそろっているので“飲んで”“すすって”観光客にも喜ばれる店です」(上村)

博多祇園山笠のクライマックスとなる追い山を見物した後は是非名物のラーメンを味わってみては。
【福岡ウォーカー】
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