ローゼン麻生(太郎幹事長)の秋葉原人気は本当?
東京ウォーカー
福田康夫首相の突然の辞任表明を受け、総裁選情勢が新聞の一面を飾る昨今。その中でも、「ローゼン麻生」こと、自民党の麻生太郎幹事長と秋葉原の関係が特に注目を集めている。
「ローゼン麻生」とは、麻生幹事長がある空港で人気漫画「ローゼンメイデン」を読んでいたという噂が広まり、一部から呼ばれるようになったもの。06年・07年の自民党総裁選では、秋葉原の街頭で「秋葉原にお集まりのみなさん、自称秋葉原オタクのみなさん」で始まる演説を行い、“オタク文化を理解している”旨の発言をしたことで、秋葉原での人気は高いらしい。新聞各紙によると、「次期首相に麻生幹事長が有力視されていることから、9/2午前の東京株式市場で、アニメ関連企業などの株価が上昇した」というのだ。
では、実際の人気はどれほどのものなのか。秋葉原で30人にアンケートを決行! 9/4時点で出馬が明らかになっている麻生太郎、石原伸晃、小池百合子、与謝野馨に小泉純一郎を加えた計5人の中から、ポスト福田は誰かを聞いた。
結果、1位麻生太郎19票、2位小泉純一郎と石原伸晃4票、4位小池百合子3票と圧倒的! 理由を聞くと「オタクに理解があるし、何かやってくれそう」(21歳、男性、学生)「一番親近感がある」(25歳、男性、会社員)と、好意的なコメントが目立つ。しかし一方で、「とりあえず自民党なら誰でも。あえて言うなら麻生さん」(24歳、女性、会社員)と言った意見も。人気メイド喫茶で働くえみさんは「政治家なんて自分の私利私欲しか考えてないから、誰でもいい。麻生さんは知名度はあるけど、人気があるわけではない」と、冷静。男性は好意的だが、女性からは冷めた意見が目立ったのが印象的だった。
総裁選は9/10(水)に告示、22(月)投開票となる。今回は党員投票のため、麻生氏による秋葉原での街頭演説はなさそうだが、焦点になるといわれる経済政策論争に、はたして秋葉原とオタク文化を絡ませてくるのか、注目したい。【東京ウォーカー/荒木紳輔】
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