念願の「J2昇格」へ向けて…ニューウェーブ北九州の挑戦!

九州ウォーカー

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

北九州市をホームタウンとして活動を続けるサッカーチーム、ニューウェーブ北九州。「2010年、北九州にJリーグを!!」を目標に、アマチュアサッカーのトップカテゴリーである、日本サッカーリーグ(JFL)に所属して2シーズン目を迎えている。

2007年からは、かつて日本代表として活躍し、琉球FCで指揮を執っていた与那城ジョージが監督に就任。藤吉信次、水原大樹などJリーグで活躍してきた一線級の選手を補強して九州リーグで優勝、地域決勝大会を突破、JFL昇格を決めた。

昇格1年目の昨シーズンは10位でフィニッシュ。昇格組として全国リーグでも十分やれるという手ごたえを得ることはできたが、戦力の充実ぶりをみると、いささか物足りない結果に終わってしまった感は否めない。

思いを新たにした今シーズン、ホーム開幕戦となった3/15は、クラブの地道なPR活動が実り、史上最多となる9856人が観戦に訪れた。本拠地の本城陸上競技場の周りは大混雑、スタンドが見渡す限りチームカラーの黄色一色に染まり、JFLでは珍しいともいえる熱狂ぶりが見られた。もう「チャレンジャー」とは呼べなくなり、ことしからは「J2昇格」を目指し勝負する―そんなクラブの決意と北九州市民の期待の大きさが窺える一幕だった。

開幕から10節を終えての成績は、5勝4敗2引き分けの勝ち点17、順位は20チーム中6位に位置している。好材料は、J2の横浜FCから移籍してきたFW長谷川太郎が6ゴールを上げ、得点ランキングトップに立っていること。遅れてやってきたストライカーが、チームをさらに上昇気流に乗せるキーマンになるかもしれない。

ニューウェーブがJ2昇格を決めれば、福岡県で誕生したサッカークラブとしては初のJクラブとなるが、J2昇格のためには、ホームゲーム1試合あたり平均3000人以上の観客動員数が必須となる。5/25現在、2万1367人がスタンドに足を運んでいる。残りは2万9633人。高温多湿な日本の夏は、90分間ピッチの上を走り続ける選手にとっても消耗が多い時期。苦しい時、頼りになるのは、ほかでもないサポーターのエールだ。次節は、同じ九州を本拠地に戦うV.ファーレン長崎とのダービーマッチだ。さあ、みんな、本城陸上競技場に応援へ行こう。

【九州ウォーカー/山田晃裕】

この記事の画像一覧(全1枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

いちご狩り特集

いちご狩り特集

全国約500件のいちご狩りが楽しめるスポットを紹介。「予約なしOK」「今週末行ける」など検索機能も充実

花火特集

花火特集2025

全国約900件の花火大会を掲載。2025年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!

CHECK!全国の花火大会ランキング

CHECK!2025年全国で開催予定の花火大会

おでかけ特集

今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け

アウトドア特集

アウトドア特集

キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介

ページ上部へ戻る