帯広限定銘菓も買える!六花亭札幌本店が新オープン
北海道ウォーカー
北海道土産の定番「マルセイバターサンド」など数々の人気商品を製造・販売する菓子店「六花亭」が、7月5日に六花亭 札幌本店ビルをオープンさせた。
「先代である父・小田豊四郎氏と、画家・坂本直行氏へのオマージュが、ビルのコンセプト」と話す、六花亭製菓の小田豊社長。
敷地面積289坪、地下1階から地上10階建ての同ビル。1階は六花亭店舗、2階は六花亭喫茶室、そして5階には、六花亭の花柄の包装紙の絵柄などを手掛けた画家・坂本直行氏のスケッチブックを中心とした作品や歴代の包装紙を展示する、ギャラリー柏が設けられた。
この他、3~4階には中島公園前から移転オープンするヤマハミュージック札幌店、6~8階には国内外のアーティストによるクラシックコンサートを行う、ふきのとうホールといった音楽施設が集結。9階には、札幌のフランス料理店・モリエールが手掛ける「モリエールカフェ 降っても晴れても」、すすきのから移転となる「鮨 田なべ」といった北海道を代表する2店が出店。最上階10階は多目的ホール、きたこぶしホールとなり、札幌駅周辺を食と音楽で盛り上げていく。
店舗や喫茶室には新商品が多数登場
メインとなる、1階の六花亭店舗や2階の喫茶室には、定番商品はもちろん、新商品や札幌では味わえなかったメニューがラインアップ。
大きな窓越しに北海道の山野草を植栽した庭が見渡せる、広々とした1階の店舗でまず注目したいのは、新商品「ひろびろ」(110円)だ。“札幌本店開店記念菓”として発売される同商品は、1964年に商標登録はしていたものの、その名に相応しいものができず、試行錯誤の末、今回ようやく発売にこぎつけたという渾身の商品。
サクサクのパイにビスケットのクランチなどを合わせ、チョコレートでコーティング。六花亭の技術やおいしさ、先代への思いが詰まった一品は、様々な食感や風味が絶妙に絡み合い、奥行きと豊かさを感じる、親しみやすい菓子に仕上がった。
「窯出し大平原」はバターの香りがたまらない!
また、2階の喫茶室では、“瞬間”を食べて欲しいと、できたてにこだわったカフェメニューを提供。こちらで、ぜひ味わいたいのが「窯出し大平原」。同商品は、1963年の発売以来人気のマドレーヌ、大平原の焼き立てバージョン。できたてアツアツの大平原は、通常販売のものとはひと味違い、外はカリっと中がふんわり、卵とバターのリッチな風味がたまらない。7月中は喫茶室利用者にお試しでふるまわれるということなので、この機会をぜひとも逃さないでほしい!
この他、札幌本店限定として、チョコレートとヨーグルトのムースを組み合わせた「ダブルムース」(500円)、筒状のチョコレートの中にティラミスクリームを詰めた「ティラミス」(500円)などが登場。サクサクのパイの食感を大切にした「サックサク苺ミルフィーユ」(550円)や「マルセイバターサンド」をアイスにした「マルセイアイスサンド」(200円)などの新メニューも、フレッシュな味わいを存分に楽しませてくれる。
六花亭初のテイクアウトに“あの人気商品”が登場
さらに、喫茶室には“六花亭初”となるテイクアウトコーナーも設置。ここでは、帯広直営店舗でしか味わえなかった、大人気商品「サクサクパイ」(160円)が待望の札幌初登場!それ以外にも、直営店各喫茶室の定番メニュー「冷やししるこ」(420円)や「杏仁豆腐」(苺・温州みかん・各420円)が、札幌本店限定でテイクアウトできるようになった。
札幌駅南口から約5分という好アクセスも同ビルの魅力。地元はもとより、道内外の観光客にも多彩な楽しみや発見を与えてくれる、札幌駅近くの新しいランドマークに注目だ!【北海道ウォーカー】
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