映画「リアル鬼ごっこ」(大阪ステーションシティシネマほか上映中)出演のトリンドル玲奈さんインタビュー

関西ウォーカー

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これまでに何度も映画やドラマとして映像化されてきた山田悠介の人気小説を天才・園 子温監督した映画「リアル鬼ごっこ」(大阪ステーションシティシネマほか上映中)が話題だ。園監督が、何かが何かに追われるという設定だけを生かし、大胆にアレンジした本作。主人公のひとり、ミツコを演じたトリンドル玲奈に話を聞いた。

―今回のお話をいただいた時の第一印象を教えてください。

トリンドル「初めて脚本を読んだときには一体何が起こっているのか全く想像できませんでした。でも、読みすすめていくと、ミツコも実際に何が起こっているのかわからないまま、何者かから逃げているので、疑問が多いという点では共感できる部分はありました」

―役どころや叫ぶお芝居など、撮影の際には戸惑う部分が多かったそうですが。

トリンドル「園監督からは映画の内容についてもミツコという役についても、全く説明がなかったんです。撮影に入ってからも何も説明がなくて(笑) で、撮影直前に、本当に一言二言ですけどアドバイスがあって、それだけでした。叫ぶお芝居は昨年に出演した『呪怨 終わりの始まり』の時が初めで、家で小さい声で練習して、その何倍かの声を出してみようと思ってたら、実際に撮影に入ってみると叫べないんですよね。その時はどうやって叫べばいいのかわからなくなりました。でも、どんどん役に入って行くに連れ、自然と叫べていたと思います」

―本作ではとにかく走るシーンが多いですが、体力作りなど苦労された点はどんなところですか?

トリンドル「普段から体型維持のためにジムに通っているのですが、運動はあんまり得意ではないんです。今回、アクションの監督の方と一緒に撮影の1か月前から走り込みをしました。実際に走るのも山道など平坦な道ではなかったので、ケガをしないように体幹トレーニングをしたり、走る前はパスタがいいとか、筋肉をつけるために食事に気を使ったり、自分と向き合う機会が多かったです」

―今回の作品を通して何か新たな発見はありましたか?

トリンドル「演じる楽しさがわかった気がします。共演シーンの多かったアキ役の桜井ユキさんのエネルギッシュな演技に刺激を受けました。彼女との共演シーンの中で自然と涙があふれてきたり、そういうところで生まれた表情とか、前もって作るものではなく、その場で生まれたものが“生のお芝居なのかな”って思いました」

―1月に23歳になりましたが、高校生役も違和感なくキュートに演じていたと思います。いくつになってもかわいらしいその秘訣とはなんなのでしょう?

トリンドル「規則正しく生活することが大切だと思います。ジャンクフードを食べない事だったり、和食が好きなので、酵素玄米を食べたりしています。撮影で陽に当たることも多いので、家に帰ったら、お風呂で保冷剤で体を冷やしたりしています」

―最後に本作を見ようと思っている読者へのメッセージをお願いします!

トリンドル「これまでの『リアル鬼ごっこ』とは一味違って、考えさせられる部分も多い、人生の勉強になるような作品になっています。ただ、はじめは何も考えずに遊園地でジェットコースターに乗っているような気分で楽しんでほしいです」

【インタビュー取材・文=リワークス】

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