東陽町の下町銭湯でほっこり健康生活
東京ウォーカー
東陽町の住宅街に佇むコンパルビルの1階にある「金春湯(こんぱるゆ)」は、金子さん夫妻が経営する銭湯だ。

遠赤外線効果で疲労回復
木製の下駄箱が並ぶ入口から、カウンターのある応接間のような空間を通り抜けると、広い脱衣所にたどり着く。その先に、当時は珍しかったという見事なタイルの壁絵が特徴の、天井の高い浴場が現れる。
湯口には麦飯石が置かれており、遠赤外線が放射されているため、発汗作用、血行促進、疲労回復が見込めるほか、身体の芯から温まるので湯冷めしにくい。麦飯石を濾過してできた鉱泉水は軟らかく、シャンプーなどの泡立ちもよくなり、フケ防止の効果もある。
主人の金子清寛さんは、元々は違う仕事をしていたが、先代の金春湯の主人が継ぐ人を探しており、専業主婦だった奥さんも一緒に金春湯の経営を始めたという。金子さんの代になって今年で8年経ち、「いずれは息子に継いでもらいたい」と語る。
また、笑顔で快活な印象の奥さんは、「話すのが好きだから、お客さんと会話するのがとても楽しい。マラソンの途中に寄って、ここで荷物を置いて、走り終わったら風呂に入るお客さんもいるんですよ」と話してくれた。
下町人情あふれる銭湯で、夏の汗を流そう。【東京ウォーカー】
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