“夏登山”の楽しみ方!荻原次晴「出会いと達成感が魅力」

東京ウォーカー(全国版)

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梅雨が明け、いよいよアウトドアシーズンが到来。なかでも登山は爽やかな自然と触れ合える最高のサマーレジャーだ。しかし、この時期はケガや熱中症の危険も多い。そこで、日本100名山の制覇を目指す「次晴登山部」を主催するスポーツキャスターの荻原次晴に“夏の登山を安全に楽しむ秘訣”を聞いた。

登山をするうえでのコツは「極端なトレーニングを積むことよりも『この階段は歩いて上がろう』とか、日頃からの心がけが大事」と荻原


「次晴登山部」では、先日44番目の山を制覇したばかりという。夏の登山の注意点は「軽装になり過ぎないこと。突然の雷雨や標高の高い場所の寒さに備えて、真夏でも防寒対策を。もうひとつは脱水症状ですね。水や塩分、アミノ酸をしっかり摂ることが大切です」と話す。防寒と脱水対策に加えて、今回注目したいのが荻原が挙げたアミノ酸だ。

登山などの激しい運動時は、糖分や脂質だけでは体が必要とする栄養を補いきれないため、筋肉から分解された「分岐鎖アミノ酸(BCAA)」がエネルギー源として消費されてしまう。筋肉痛になったり、より疲れが溜まるのはこのためだ。味の素主催のサイト「アミノ酸スポーツゼミ」でリーディングアドバイザーを務める荻原さんも「激しい運動をすると筋肉が傷つき、筋肉痛になる。そうすると翌朝も辛いので、それを補うためにはBCAAを摂るのが良い」と話し、その重要性が分かる。

BCAAを摂ると目覚めもまったく違う!


筋肉ダメージを軽減し、疲労を抑えてくれるBCAA。体内では作られないため、食事などで摂取することが欠かせないが「食事から摂るタンパク質での吸収は早くて3〜4時間はかかります。BCAAのサプリや飲料だと30分程で体に浸透し、即効性があります。食事から摂れる量では不足しがちはわずかなので、こちらの方が効果的だと言われていますよ」と荻原。

摂取のタイミングについては「登山の場合だと、登山前、途中、下山後、寝る前がおすすめ。僕もそうしています」とのこと。そして、BCAAを摂った翌日は目覚めもまったく違うのだとか!「日頃あまりスポーツをしないという方からも、よく眠れて朝すっきり起きられたという声をよく聞きます」とのこと。

またより安全に楽しむためには、テクニックも重要だという。事故の多くは下山中で、登頂した疲れと油断から、ケガをする人が多いそう。「自分の体を管理するのもマナーの一つ。そして装備は極力軽く。必要最低限にして、軽量化を計ることもテクニックの一つです」と教えてくれた。

そして登山などのスポーツとアミノ酸の関係をより詳しく知りたい人におすすめなのが「アミノ酸スポーツゼミ」。主催の味の素は全国有数の登山エリアである長野県の山岳遭難防止対策協会とも契約し、同県の山岳パトロール・救助活動も遭難防止対策に協力サポートしている。同サイトでは荻原のアドバイスも読めるので、夏のスポーツを楽しむためにぜひチェックしてほしい。

最後に「登山の魅力は、仲間と自然の中にいる喜びや達成感を共有できること」と荻原。自然との出会いと達成感が登山の醍醐味ではないだろうか。【東京ウォーカー】

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