イタリア人美女もドハマリ!コスプレの魅力に迫る
東京ウォーカー(全国版)
アニメやゲーム、フィギュアといったポップカルチャーと並び、オタク文化の一端を担う“コスプレ”。だが近年では、毎年フランスで開催されている「ジャパン・エキスポ」(日本の大衆&伝統文化を同時に展示する総合博覧会)でも紹介されるなど、全世界から注目されるカルチャーになりつつある。7月25日(土)より開催された「世界コスプレサミット」に合わせて、コスプレの魅力を解説しよう。

世間一般では“コスプレ=仮装”と認識されがちだが、厳密に言うと、これらは完全に別物。ハロウィーンパーティーで仮装をする文化は欧米が発祥だが、海外ではお姫様や海賊、魔女、ドラキュラなど、ステレオタイプなキャラクターに扮するスタイルが主流だった。
だが日本では、それら以上にアニメやマンガのキャラクターの方が知名度が高かったため、仮装はオタク文化と融合。格好を真似するだけでなく、内面までそのキャラクターになりきる“コスプレ”へと進化し、瞬く間にポップカルチャーの一端を担う存在となったのだ。
そうして一大文化へと発展したコスプレは、世界中に多くのコスプレファンを生み出し、ついには「世界コスプレサミット」という世界規模のイベントまで開催されることになった。
2003年の初開催以降、参加国は年々増え続け、毎年8月には名古屋で、パレードやステージパフォーマンスを含む大規模な催しが執り行われている。今年は7月25日(土)~8月2日(日)にかけて、多彩な企画が実施される。

コスプレに興味を持ったきっかけや、実際に挑戦する理由は、人によってさまざま。モデルやタレントとしても活躍中のイタリア人コスプレイヤー、ユリコ・タイガーさんにコスプレを始めた理由を聞くと、「イタリアでもコスプレイベントは人気で、14歳のときに初めて見に行ったんですけど、あっという間にハマってしまって。自分でもやってみたいと思い、次のイベントにはコスプレイヤーとして参加していました」とのこと。

また、日本でコスプレに挑戦する理由については、「子供の頃から日本のアニメやゲームが大好きで、日本でコスプレをすることにずっと憧れていたんです」とコメント。ここ数年の、コスプレ業界の変動については「日本も海外も、コスプレを楽しむ人が増えてきたと思います。そして何より、気軽に参加できるコスプレイベントが増えたことがうれしいですね。“コスプレ=特殊”というイメージが薄れて、一般の方からも声を掛けられたり、一緒に写真を撮ってほしいと言われる機会が多くなった気がします」と語った。
世界コスプレサミットをはじめ、「ワンダーフェスティバル(ワンフェス)」(幕張メッセにて7月26日開催)や「コミックマーケット88(コミケ)」(東京ビッグサイトにて8月14日から16日まで開催)、「東京ゲームショウ2015」(幕張メッセにて9月17日から20日まで開催)など、夏から秋にかけて、コスプレが楽しめるイベントが目白押し!「コスプレの魅力を間近で体感したい!」という人は、これらのイベントに足を運んでみてはいかがだろう。【東京ウォーカー/記事提供=週刊ジョージア】
※記事の内容は、無料スマホマガジン「週刊ジョージア」から一部抜粋、再構成したものです
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