富士急ハイランドに“最恐”の新アトラクション誕生!
東海ウォーカー
2015年7月、富士急ハイランド(山梨県富士市)に4つの新施設がオープンした。新たに加わったのは、脱出アトラクション「絶望要塞2」、お化け屋敷「絶凶・戦慄迷宮」、子供が楽しめる立体迷路「トーマス・サーカス」、戦国時代をテーマにしたレストラン「甲斐宝刀信玄館」。そこで、オープンしたばかりの各アトラクションに記者が潜入!その様子をリポートする。
絶凶・戦慄迷宮
廃病院を舞台に、音響・映像の最新技術を駆使し、これまでにない恐怖を味わえる「絶凶・戦慄迷宮」。入った瞬間から薬品らしき匂いと不気味な雰囲気が漂い、背筋がひんやり。病棟内に入る前に上映される映像で、すでに恐怖がピークに達するレベルである。

今回は、暗闇や音、匂い、温度など、さまざまな側面から人間が感じる恐怖を徹底的に追求したという。歴代最恐の最終部屋「巨大人体実験室」にたどり着くまでには、真っ暗な暗闇を進む「暗闇通路」や、突然逃げ場がなくなる「監禁部屋」など、最初から最後まで恐怖の世界にどっぷり浸かれる内容となっている。
「実際の廃病院から持ってきた備品なども置いてあり、五感でリアルさを体感できます」とは、企画者の古屋さん。自身が体験した感想としては「内容を知っていても怖いです。突然ランダムに襲ってくる恐怖もあり、何度来ても楽しめますよ」と話す。所要時間は約50分間と、十分すぎるほど涼むことができる「絶凶・戦慄迷宮」。体の中から込み上げる恐怖感を、ぜひ体験してもらいたい。
併設する「血に飢えた病棟」では、暗闇でヘッドホンを装着し、前後左右、上下から聞こえる3D音響でリアルな恐怖を体感できる。所要時間は5分なので、手軽に震え上がりたい人におすすめだ。

絶望要塞2
旧「絶望要塞」のミッションテーマを“脱出”から“潜入”に変更してリニューアルオープン。「絶望要塞」はのべ120万人が挑戦し、脱出できたのは3年間で2組11名のみ。なかには1500回も挑戦した猛者がいるほど、多くの人を夢中にさせてきた脱出型アトラクションだ。カメラによる監視やトラップをかいくぐりながら要塞に潜入し、要塞崩落のミッションをクリアしていくもので、最後に秘密のミッションが待ち受ける。

「絶望要塞」と「絶望要塞2」をトータルプロデュースする宮尾さんによれば、クリアのコツは「何回か体験すること。そのうちに見落としていたサインや仕掛けに気付くはずです。初めに戻ってみて手がかりがあるのでは、と考えてみたり、それに気付くほど面白くなっていくと思います」とのこと。「後半からのクリアは自分でも難しいかもしれない」と話し、その難易度がうかがえる。
さらに、ここでは、挑戦者達の潜入を防ぐべくALSOKが協力。2体の自律走行型警備ロボットが常に巡回しており、行く手を阻んでいる。記者も4人グループで挑戦したが、彼らに見つかり第2ステージでリタイア。監視を避けながらミッションをこなすのは、思っていた以上に難関であった。

上記施設の他「トーマスランド」には「きかんしゃトーマス」の原作誕生70周年を記念した立体迷路「トーマス・サーカス」がオープン。スタンプを集めながら、ゴールを目指す3階建ての造りで、最後に集めたヒントを元に答えるクイズが待っている。周りにはトーマスとジェームスのモニュメントが置かれ、子どもたちがワイワイ楽しめるゾーンだ。

また、甲斐の名将・武田信玄をコンセプトにした「甲斐宝刀信玄館」は、日本で唯一の武田家公認レストラン。信玄の陣中食とも言われる「ほうとう」が楽しめ、他にも富士山の伏流水で作る「忍野の豆腐」など、地元グルメを提供。店内には鎧をまとい、武田信玄になり切れるスペースや、武田信玄公を祀る武田神社に収蔵されている宝物を再現するなど、戦国時代の世界を存分に楽しめる。

戦国武将・武田信玄を支えたメニューを食し、「絶凶・戦慄迷宮」での恐怖体験や頭脳を駆使する「絶望要塞2」に挑むのもいいかもしれない。【東海ウォーカー】
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