より京都らしさを感じるレストラン街「京都おもてなし小路」が8月8日(土)にオープン
関西ウォーカー
東海道新幹線京都駅の商業施設「アスティ京都」のレストランゾーンが8月8日(土)にリニューアルオープンする。(※開店時間は店舗により異なります)
より京都らしさを感じられるようにと改装されたレストラン街は、瓦屋根、出格子(でごうし)、犬矢来(いぬやらい)など京町家風な外観に生まれ変わり、「京都おもてなし小路」という新たな名称も付けられた。出店数10店舗のうち半分は新規店となり、その多くは"より京都らしさを感じる"京の老舗などが集められている。
オープン日直前の5日(水)にメディア向けの内覧会が行われ、関西ウォーカー編集部も潜入! 以下、新店を中心にいくつか店舗を紹介しよう。
黒七味でおなじみの「原了郭」が出店。数種類の野菜と果物を使ったオリジナルカレーや、カレーうどんなどが食べられる。オススメの「とり天カレー」は九条ネギを使用し、京都らしさを感じられる一品(1,296円/税込)。各テーブルに黒七味をはじめ、オリジナルスパイスが用意されているので、自分流の味付けが楽しめる。オリジナルカレーに黒七味を入れると、フルーティーで甘いカレーが引き締まった味に。お試しあれ!
「志ば漬」で有名な「土井志ば漬本舗」は、「竈炊き立てごはん土井(※土には右上に点がつきます。以下「土」と表記します)」を出店。大原本店につぐ2店舗目となる。こちらの店舗では本店にはない「土井の志ば漬コロッケ(1個200円/税込)」が食べられる。また、ホテルの朝食のような感じで利用してもらいたいと、こちらも本店では実施していない「竈の朝ごはんビュッフェ(700円/税込)」が提供され、漬け物や野菜などをビュッフェ形式にした「京のおまわり」に、竈炊き立てご飯とお味噌汁がつく(※朝9時〜10時30分)。イチオシの「お漬物天ぷら膳(1,550円/税込)」には季節のお漬物の天ぷらがつき、今回は水ナス。天つゆをつけずそのままで頂くので、水ナスの味がしっかりと口の中に広がって美味しい。 またお膳ものを注文すれば「京のおまわり」もついてくるので、お腹もいっぱいになり満足すること間違いなし。
「京町家茶屋 抹茶亭 福寿園」は、宇治茶の老舗福寿園が手がける新店舗。定番のお抹茶や、抹茶ソフトクリームはもちろんのこと、レモン抹茶ソーダ(Mサイズ500円/税込)など、新感覚のドリンクもテイクアウトで楽しめる。レモン抹茶ソーダは、レモンの味がさきに、後味として抹茶が残る印象。意外に合う組み合わせに記者も驚き! 炭酸なのでこれからの季節にピッタリだ。またここでしか購入できない茶葉も販売されているので、お土産に最適。要チェックだ!
「nikiniki a la gare」は聖護院八ツ橋総本店が運営。カラフルな生八つ橋とキウイやリンゴなどの具材を自由に選べるカスタマイズ商品も用意されている(1つ100円~/税込)。持ち帰りもできるが、こちらを店内で頂く場合は、お花のように包んでもらえるのでとっても可愛い! 中味が出ないように一口で頂こう。ほかに生八ッ橋を使ったハートや河童の形をした生菓子なども揃っている。
京都を代表するコーヒー店「イノダコーヒ」も出店。堺町三条本店で朝の定番として人気のあるメニュー「京の朝食(1,380円/税込)」も用意されている。また店舗で使用されているコーヒーカップやコーヒー豆、オリジナルコースターにオリジナルふきんなどの販売もあり。コースターはかわいい絵柄でお手頃価格、また「イノダコーヒ」と名前も入っているので、多くお土産が必要なときはもってこいだ。
ほかに、パスタや回転寿司、和洋食などの飲食店が並ぶ。また九条ネギや京野菜など、京都を感じるメニューを各店舗にお願いしたとのことで、食でも京都らしさを感じることができ、電車で京都を離れる直前まで、十二分に京都を堪能できるレストラン街となっている。
ジェイアール東海関西開発株式会社の桐山悟さんは、「最終的には花見小路通のような雰囲気にしていきたい」と話していた。
【取材・文=関西ウォーカー編集部】
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