大量買いで売上げ7倍!ネットも“マスク欠品”状態
東京ウォーカー
とうとう全国的に広まりつつある新型インフルエンザ。市場ではマスクの完売が相次ぎ、“品薄状態”が続いているという。特に関西エリアでは、店頭で買うことができず、他の地方に住む親族に「マスクを送ってほしい」という依頼することも多いのだとか。
日本最大級のインターネットショッピングモール「楽天」でも、マスクの売れ行きは“爆発的”だ。5/8〜10と、5/15〜17を比べると、なんとマスクの売れ行きは約7倍! 消毒薬は約2倍なのだとか。「マスクカテゴリー」の昨対比(5/17〜18)では、約600倍という驚異的な数字を叩き出しているのだ。
「『楽天市場』では、50枚入りなどのボックスが売れ筋ですが、在庫品薄状態で、最短でも6月初旬発送予定のお店が多いようです(5/21現在)。冬のインフルエンザ流行時に売れた、3M社の『N95マスク』は、なかなか買えない状態ですね」(「楽天市場」医療ジャンル担当・中村さん)
「楽天市場」では、一般的な鼻からあごまでを覆うタイプの「サージカルマスク」が人気。「超立体マスク」(ユニ・チャーム)の「業務用ソフトーク・2400枚」(2万2680円・送料込み)も売り切れ(5/21現在)。ちなみに、同商品の約半数は、関西エリアからの注文だったという。
「市場のマスクが品薄状態になったのと、いつでも購入できるという理由から、ネットショッピングでの購入が増えているのではないでしょうか」と、中村さん。大量に注文しても配達してくれるのが、ネットショップのメリットなだけに、関西エリアでは「疫病から身を守るためにネットで買う」という“シェルター消費”が起こっているようだ。
「保存食やうがい薬、消毒スプレー、体温計、加湿器の売上げも大きく伸びていますね。また、コミックの全巻セットなど“巣篭もりグッズ”が、大阪を中心に売れているのも、新型インフルエンザの影響かと思います」(中村さん)
「弱毒性」ということもあり、マスク・うがい・手洗いが重要と言われる、新型インフルエンザ対策。マスク生産メーカーでも、昼夜問わず生産に力を入れているとのことなので、1人で大量に買うなどパニックにならず、必要な分だけ的確に使い、賢く身を守りたいものだ。 【東京ウォーカー/安藤真梨】
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