【開国博通信Vol.24】大さん橋にFUNEが集合! ここはちびっこにオススメ(無料エリア編1)

横浜ウォーカー

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「子供といっしょに行く」をテーマにレポートしている第3弾は、Y150のメインエリアであるみなとみらいを離れて、大さん橋会場へ。ここは日比野克彦が監修した「横浜FUNEプロジェクト」が開催されている。うれしいことに無料! さっそく行ってみよう。

 今日は日本大通り駅から会場へ。歩いていると、開港資料館が! うっかりしていたけれど、そうだ、ここにあったんだ。さっそく入ってみた。

 ここは1931(昭和6)年に英国領事館として建てられたもの。その中には、横浜開国の貴重な歴史資料が展示されている。なんといってもはずせないのは、横浜の歴史の生き証人「玉楠の木」(たまくすのき)。玉楠の木は江戸時代からこの地にあったといわれ、ペリーが来航した時の絵にも描かれている。ところが、1866(慶応2)年の大火、1923(大正12)年の関東大震にで玉楠は焼失してしまった。にもかかわらず、2度までも復活を遂げていまに至るそう。その生命力! 木の周りにはベンチがあるので、そんなことを考えながらボーっと時間を過ごすのもよさそう。体感モノがないのでちびっこたちには少し退屈かもしれないけれど、横浜の歴史がたくさんの写真で見られるのでオススメしたい。

 200円払って展示室を見終え、いよいよ大さん橋会場へ。途中、6/2(火)にオープン予定の「象の鼻パーク」の横を通る。いまはまだ柵があって入れなかったが、整備されてなかなかよさそうな公園みたい。ネーミングもステキだし、オープンしたらぜひ立ち寄ってみたいスポットだ。

 大さん橋に着き、中に入ると巨大たねまるが迎えてくれる。しかし、広大なホールの中にはY150のにおいはそこだけ。あれ? もうやってないのかな…と思い、コールセンターに電話して聞くと、ここからスロープを登った「大さん橋ホール」が会場とのこと。うーん、特に大きな表示などもないし、気付かないとこのまま帰ってしまうかも…。注意!

 深海をもぐっていくようなウッドデッキのスロープを降りると、そこが「大さん橋ホール」。そこには約150の船が! この船、神奈川県内の中学校や施設などがダンボールで作ったもの。ひとつひとつに個性がいっぱい! 小さな紙やボックスの積み重ねでできていて、その大変さが間近で見られる。

 この会場、平日にもかかわらず子供もが多い。お楽しみの一つが「スタンプラリー」。入口でもらう台紙に、各船についている番号をスタンプしていくもの。終わると5枚入りの船のカードをもらえる。この台紙は何枚ももらえるので、たくさんのカードを持っている子もいた。

 奥に進むと船作りのスペースが。当日、その場で無料で参加できる。子供にもまして船作りに熱中する大人の姿がほほえましかった。

 残念なのはこのFUNEプロジェクト、5/26(火)で一旦終了してしまう。その後は閉幕前の9/22(火)〜27(日)まで見ることができない。創造性あふれる船を見に、週末お出かけしてみては?【横浜ウォーカーH】

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