高柳明音に聞く松井玲奈への思いとSKE48のこれから
東京ウォーカー(全国版)
18thシングル「前のめり」が8月24日付オリコンCDシングルランキング1位に初登場し、14作連続1位を獲得するなど、2008年、名古屋・栄に誕生以来、今や全国区のアイドルグループとなったSKE48。発足以来、同グループをけん引し続けた松井玲奈が8月いっぱいで卒業する。SKE48の2期生として、苦楽を共にした高柳明音に、松井玲奈への思いや、SKE48で描くビジョン、その先にある夢について語ってもらった。
――AKB48選抜総選挙で選抜入り(第14位)したことで自身に変化は出ましたか?
高柳「総選挙でAKB48選抜入りしたメンバーが、SKE48でも取り上げられる姿を見て、自分もSKE48で頑張りたい、SKE48で認められたい、SKE48でもっと見てほしい!そういう気持ちが強くなったからこそ、積極的に選挙に出ようと思いました。実際にランクインして結果を出せたことで、個人やSKE48での仕事をいただいています。こうして形になることは凄くうれしいですし、何よりも応援してくれるファンの方にいただいたチャンス。これを自分の力にして、いつか一人になった時に、しっかり見てもらえるようにしたいです。プレッシャーも大きいですが、今だけのブームにしたくはありません」
――今までは“チームのために”という印象が強かった
高柳「チームKIIのリーダーではなくなって、自分の中で割り切れたのかなと思います。これまでは、チームのために頑張ってきて、自分がリーダーじゃなくなった時にどう頑張ろう?という思いがありました。その迷いがなくなって、今回の選挙は、自分とファンのために頑張ろうと決意したんです。でも、最終的には、SKE48のためになればと思っていました」
――卒業が迫っている松井玲奈さんとの思い出を教えてください
高柳「私と玲奈さんの思い出って、“何が”とかじゃなくて、会うたび一緒にいられること、それだけでうれしかった。たとえ、楽屋に一緒の時間に入らなくても、私が座ったら玲奈さんが隣に座ってくれて、玲奈さんがいるところに自然と私が座る、何というか“あうんの呼吸”みたいな。何気ない日常が、かけがえのない時間に思えました」
――松井玲奈さん卒業後のSKE48が気になるところです
高柳「後輩たちには、本当にいい風が吹いています。7期生とドラフト2期生が注目されているので、このチャンスをモノにしてほしいです。先日、番組収録で彼女たちのコーナーがあって、『これできる人?』と質問があったのですが、誰も手を挙げない。慣れていなくて不安なのも分かるけど、こういう場合は、とにかく手を挙げないと。業界の常識だったり、新人で注目されているのは今だけなんだよ、というのをみんなで教えてあげたい。また、従来のメンバーも、今まで以上にプロ意識を持つべき。玲奈さんは、私たちに当たり前のことを教えてくれたり、注意してくれました。玲奈さんが卒業されてしまうので、今後はそういったことを、自分たちが実行していかなければなりません」
――SKE48の今後の展望を
高柳「変わるようで変わらない、かなあ。これまで、多くの卒業生を送り出してきましたが、なんだかんだ“SKE48はSKE48”と思っていました。それでも、Wセンターや、シンメ(左右対称)に二人(松井珠理奈・松井玲奈)がいないのは、今までになかったこと。SKE48として見た時に、不思議な気持ちになるのは、変わりつつある証拠なのかもしれません。変わるべきところは、変わらなければいけないのですが、変わりすぎても、みんながついて来られないので、その状況になってみないと分からないですね(笑)」
――最後に高柳明音、個人としてのビジョンはどのように描いていますか?
高柳「私は玲奈さんと同い年なので、自分も将来について考えることが多いです。7年間活動してきて、これから倍の7年やるかといったらやらないと思うので、ラストスパートに差し掛かっているのは、正直実感します。SKE48に残せるものは残していきたいし、自身の夢を見据えつつ、玲奈さんのように、卒業後もメンバーにとって希望の存在となりたいですね」【東京ウォーカー】
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