【内覧会レポート】帰ってきた「京都BAL」 名作「檸檬」スイーツが食べられるカフェ併設の丸善など話題店続々!
関西ウォーカー
8月21日(金)、京都・三条河原町に京都BALが2年7か月の沈黙を破り、いよいよグランドオープンする。これに先駆け8月18日(火)、報道陣向けの内覧会が行われた。
京都BALは1970年11月、当時最先端ファッションを集めたファッションビルとしてオープンした。その後2013年11月に一時閉店。より魅力的な店づくりを目指し、敷地面積も2倍以上の約2800平方メートルに拡大して21日にグランドオープンを迎える。京都BALを運営する中澤株式会社代表取締役の中澤勇さんは「開業当初からのお客様とその子世代、さらに孫世代の3世代がゆっくり買い物をできる店づくりを目指した」と意気込みを語る。
延べ床面積は約18600平方メートルと広大で、普通であれば100店舗が入居できる広さだが、33店舗に厳選、売り場面積を広く取って各店舗それぞれの世界観を十分表現できるよう配慮したという。
33店舗の中でも京都の人の期待が集まるのが10年ぶりに復活する丸善京都本店。地下1階、2階の2フロアを占める広大な店舗には和書100万冊、洋書7万冊と膨大な書籍が並ぶほか、文具なども充実。オープン時には丸善を舞台にした梶井基次郎の小説「檸檬」にちなみ黄色い文具セットを特別価格の500円で限定販売。このセットを購入した人には非売品の「檸檬ノヲト」もプレゼント。ほかにもオープン記念商品が登場する。
また、グループ内の京都の店舗としては初めてカフェを併設した。正面に洛中洛外図屏風が展示されたカフェはモダンな中に京都らしい雰囲気が漂う。カフェでは丸善京都本店限定の「レモンのスイーツ」も用意されている。
6階には世界最大級のフロア面積を誇る「ロン・ハーマン」。同店としては初めて路面に接していない店舗だが、まるで路面店のような入口に驚かされる。店内にはカジュアルブランドからラグジュアリーブランドまで、さまざまなファッションアイテムやリビングアイテムがそろう。オープン時には限定商品や即日完売必至の人気のトートバッグなどが登場する。同じフロアに「RH カフェ」も併設。旬の食材を使ったボリューム満点のメニューが並ぶ。
4階には京都初上陸となる「ザ・コンラン・ショップ」。洗練された家具やインテリア雑貨、キッチン小物などがそろう。オープン時には3000円以上購入で、デンマークの「HAY」デザインの扇子をプレゼント。
同じく4階の「カフェ&ミール MUJI」は季節の野菜をふんだんに使ったデリをはじめ、デザートやドリンクを用意。バランスのよいヘルシーな食事を提供しているほか、京都BAL限定の抹茶を使ったメニューも登場する。オープン時にはオリジナルマイ箸をプレゼントするほか、1200円以上購入でオリジナルマイバッグをプレゼント。
1階の「KOTOSHINA」は京都発のオーガニックスキンケアブランドの店で国内初出店。京都・宇治の有機緑茶原料を使い、茶の葉の成分や茶の実油などを配合したコスメは保湿力に優れているそう。オープン時には限定のトライアルキットなどを販売予定。同じ店舗内の「古都品」には和ろうそくや磁器、紙製品、ガラス器など日本各地の優れた和小物が集まり、京都を訪れる人々に「和」の伝統を伝える。
ここに取り上げたのは広い京都BAL内のほんの一部だけ。そのほかの店舗でもオープン時限定商品を販売したり、オープン記念プレゼントなどを実施する予定だ。
【取材・文=ライター鳴川和代】
この記事の画像一覧(全16枚)
キーワード
テーマWalker
テーマ別特集をチェック
季節特集
季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介
全国約900件の花火大会を掲載。2025年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!
ゴールデンウィーク期間中に開催する全国のイベントを大紹介!エリアや日付、カテゴリ別で探せる!
おでかけ特集
今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け
キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介