時代はセルフリノベーション!住宅事情のトレンドは?

2015年9月6日 10:41更新

東京ウォーカー(全国版)

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ここ数年の低金利で、住宅の購入を考える人も多い昨今。その中で、中古物件を購入して自ら作り変える「セルフリノベーション」という動きが注目を集めている。めまぐるしくトレンドが変わる不動産の今を徹底解説する!

家族とわが家のペンキ塗りをするなど、セルフで家を作るという行為は大きな思い出にもなる

家族とわが家のペンキ塗りをするなど、セルフで家を作るという行為は大きな思い出にもなる
写真協力=HandiHouse project

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既存の住宅に手を加え、こだわりの住環境に変更できるリノベーション。これまでは業者に任せるのが一般的だったが、新しく潮流となりつつあるのが「セルフリノベーション」と呼ばれるDIY型のリフォームだ。

“セルフ”というだけあって、自分自身の手で家の内装や外装を作り変えるのだが、素人が簡単にできるものでもない。そんな中、登場したのがプロと一緒に家をリノベーションできるサービスや素人向けのDIYスクール。これらがセルフ化の流れを後押ししている。

【写真を見る】セルフリノベーションで家がここまでステキに!?建築集団、HandiHouse projectの自宅兼事務所

【写真を見る】セルフリノベーションで家がここまでステキに!?建築集団、HandiHouse projectの自宅兼事務所写真協力=HandiHouse project

しかし、そもそもリノベーションはそんなにはやっているものなのだろうか。新築分譲マンションを多数手掛けるコスモスイニシアに聞いたところ、同社でも数年前にリノベーションを扱う事業部を立ち上げたという。やはり昨今のブームが金脈になると踏んでのことだろうと思いきや、実際はその逆。マンション居住者から「リノベーションはやってないのか?」という問い合わせが多く、それが後押しになったのだという。すでに、住宅メーカーなどの企業を動かすまでに一般の大きな関心事になっているのだ。

時代の流れを察知し、「セルフリノベーション」を手伝ってくれるという建築集団も現れている。建築のプロたちがチームを組んだHandiHouse projectだ。彼らは家主と一緒にデザインを考え、一緒に汗を流して大工仕事をする。もともと若くお金がない新婚夫婦の住まい作りに一肌脱いだことから、現在の活動につながったという。HandiHouse projectの加藤渓一さんは、「プロに任せる、自分で作るという限定的なものではなく、住み手の意思で柔軟に建築手段を選べるような時代になる」と今後を見据えている。

「DIY FACTORY」の教室(イメージ)。10月1日からは毎週木曜19時から「仕事終わりのDIY教室 」がスタート

「DIY FACTORY」の教室(イメージ)。10月1日からは毎週木曜19時から「仕事終わりのDIY教室 」がスタート写真協力=大都

さらに、会社帰りにジムや料理教室に通うような感覚で、「DIY教室」に通っているという人も増えているという。中でも体験型ショップのDIY FACTORYは、その注目株だ。同店は、東京・二子玉川と大阪市にあり、ほぼ毎日ワークショップを開催している。それに飽きたらずDIYによるリノベーションが学べる「DIY R SCHOOL」を開催したところ、応募が殺到。予定していた定員を大幅に上回る問い合わせがあったという。これまで「DIYをやってみたかったけど、工具も場所もない」と断念していた人にとって、まさに突破口となっているようだ。

戸建ての建て替えより、マンションのリノベーションの方がお得という現在の不動産市況。その資産価値を問うと、当然中古のまま売却するより、デザイン性・機能性が向上したリノベーション物件の方が、高く売却できる可能性がある。また、リノベーションに特化した住宅情報サイトに掲載ができるなど、売却を早める効果も期待できるそう。

さらに、住宅を選ぶ上で、今後はリノベーションのその先、旅館を住宅にするといった用途転換(コンバージョン)という選択肢も生まれてきており、ますます消費者の選択の幅が広がるのではと言われている。めまぐるしく変わる不動産マーケットに今後も注目したい。【東京ウォーカー/記事提供=週刊ジョージア】

※記事の内容は、無料スマホマガジン「週刊ジョージア」から一部抜粋、再構成したものです

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