夢に向かってがんばるって、こんなにキラキラするんだ!映画「ガールズ・ステップ」石井杏奈さんインタビュー
関西ウォーカー
9月12日(土)より絶賛公開中の、映画「ガールズ・ステップ」。西原あずさをはじめ、地味でイケてなくて「ジミーズ」と呼ばれる5人の女子たちがひょんなことからダンス部を結成することになり、ついにはダンス選手権に挑むことに…。初めてできた友達に戸惑い、時には反目しながら友情を築き上げていく、胸がキュンとなるような王道の青春ムービー。映画の公開を目前に、主役のあずさを演じたE-girlsの最年少パフォーマー、石井杏奈さんにインタビューした。
―今回は初主演でしたが、今までと気持に違いはありましたか?
石井 今までと違って、責任感とかプレッシャーを強く感じましたが、おなじぐらいのうれしさもありました。どんなに忙しくても、元気でいよう、笑顔でいようと努めていましたが、それ以上に監督やスタッフの皆さんが私より元気に接してくださって、この現場でよかったと思えました。
―撮影中に一番印象的だったことは?
ホテルの部屋が一人部屋だったのですが、途中で愛海役の小芝風花ちゃんが、怖くなって「杏ちゃん、泊めて」って私の部屋に来て、結局メンバー全員がシングルの部屋に集まって5人で寝たんです。それからは宿泊も5人部屋になって、すごく話すようになって仲よくなりました。映画が終わった後も連絡を取ったり、会ったりしています。この仲間は映画で得られたとても大事なものです。
―地味だったり、自分を表現できない女の子たちがダンスで輝いていく映画でしたが、ダンスってそこまで力のあるものですか?石井さんはそれぐらいダンスの力や魅力を感じていますか?
今はダンスが身近になっている分、楽しさやキラキラ感もあふれていると思いますが、ジミーズのメンバーはダンスだからこんなにがんばれたのではなく、それが吹奏楽でも、水泳でも楽しくて好きなことを一生懸命頑張ることが魅力的なものになると思いました。この映画を観た方々に、ダンスを通じて夢ができればいいなと思います。
―E-girlsとしてステージで踊るときと、お芝居の中で踊るときと違う点はありましたか。
今回の映画は5人という少ない人数で、2か月間みっちり、メンバーとも初対面の状態から始めたので、いつものステージとは緊張感も作り上げた達成感もまったく違いました
―あずさは、八方美人で自分の気持ちを押し殺していたりするところもありますが、あずさと自分自身で似ているところはあったと思いますか?
ありました。台本を読んでも、あずさがパシリをするところや、掃除当番を代わらされるところなど結構「わかる」という部分がたくさんありました。自分の小中学校時代を思い出したときに、自分が思っていないことでも友達に合わせたり、無意識にやっていることがあって、そういう点ではあずさと似ているかもしれないと思いました。
―あずさはダンスを通して殻を破り、明るくなって友達ができましたが、石井さんにとって殻を破るってどんなことですか?
この作品で殻を破れたと思います。初主演の殻も破れたし、気持ちの面で勇気を出せて、夢に向かって近づけたり、新しい自分が見えたり、視野が広がったりしました。これは殻を破れたからこそ、わかったことだと思いました。
―映画を見てくれる人たちにメッセージを
この作品を見て、ダンスはもちろんですが、夢に向かって頑張るって、こんなにキラキラするんだって思ってもらえたらうれしいと思います。
<石井杏奈さん プロフィール>
98年7月11日生まれ。ポカリスエットなどのCMに出演。E-girlsとして活動するほか、15年はNHK「LOVE!LOVE!SING!~生きて愛して歌うこと~」で主演。映画「ソロモンの偽証」(前後篇)にも出演している。
【取材・文=ライター鳴川和代】
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