「NGは私ばかりでした」 中村玉緒が映画「ポプラの秋」をPR
関西ウォーカー
映画「ポプラの秋」で、物語の舞台・ポプラ荘の大家さんを熱演した、俳優の中村玉緒が来阪し、映画のPR会見を行った。
物語は、本田望結(みゆ)演じる、父を亡くしたばかりの千秋が、ポプラ荘に引っ越してくるところからはじまる。父を失って心に不安を覚える千秋に、中村演じる大家のおばあさんは「自分は亡くなった人に手紙を届けることができる」と話すのだが…
「大女優の玉緒さんから見て、望結ちゃんはどうでしたか?」の質問に、「望結ちゃんは本番につよい。リハーサルでは泣かないのに、本番になるとちゃんと涙が出てきて。またNGは私ばっかりでした」と本田の演技を絶賛する中村。また、「私も25年間、着物作家としてやってきているので、望結ちゃんも(得意のスケートと女優業の)二足のわらじで成功してほしい」とエールを送った。
映画の中でキーワードとなる”手紙”にちなんで「亡夫・勝新太郎さんに手紙は書いていましたか?」との質問には、「うちは手紙ばっかり。腹が立つときに書いていた。電話だと喧嘩になるし、メールはできないし。食べていけないから、お金作ってくださいとかね」と会場を笑わせる場面も。また「親子で手紙は多いですね。娘は簡単に手紙を書いてくれる。旅行のとき、手渡しで娘から『ありがとう』とか」と家族秘話も語ってくれた。
最後は「手紙を書くことは、ストレス解消法。そのストレスのはけ口となっている、ストレスを解消できるおばあちゃんの代表だと思って演じました。爽やかに観てもらいたいですね」とコメントし、PR会見を締めくくった。
映画は9月19日(土)から、なんばパークスシネマほかで公開中
【取材・文=関西ウォーカー編集部】
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