初の夜間展示も! アートフェス「神戸ビエンナーレ2015」が開幕

関西ウォーカー

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神戸から芸術文化を内外に発信する芸術の祭典「神戸ビエンナーレ2015」が、9月19日(土)に開幕した。今年で5回目を迎える芸術祭は、メリケンパーク・ハーバーランドエリア(神戸市中央区)など、3つのエリアを主な会場として開催される。

これは、2007年から2年に1度開催される総合芸術祭。現代芸術だけでなく、伝統芸術やコミックイラストといった新しい分野までを対象とし、国際コンペティション形式で選出された作品や、大学との企画作品、招待作家作品など、さまざまなアートが展示される。

今回のテーマは「スキ。」。「”好き”なものを取り入てきた神戸」「”隙”があるから、多様な文化を受け入れてきた神戸」など、多種の「スキ」が重なっているんだとか。

メリケンパークでは、大型テントが会場となり、縦4m×横10mという圧倒的スケールで描かれている絵画作品に、伝統芸能の書道作品、またアートとして語られることが少ない玩具など、多彩な作品が展示される。ほかに、日本の催事やもてなしなどにみられる"しつらい"がテーマとなる「しつらいアート」が、港など神戸の代表的な景色に溶け込んだ形で展示される。

ハーバーランドでは、ショッピングセンター・umieのセンターストリートが会場となる。自然・植物と人間の関わり合いをテーマにした「グリーンアート展」で入賞となった6点が展示される。

兵庫県立美術館では、「ニッポンのマンガ*アニメ:ゲーム」展を開催。1989年からの、マンガ、アニメ、ゲーム全般が、社会の出来事、技術とともに、どのように変わってきたかを紹介している。なお、1989年は平成に変わった年でもあり、漫画家・手塚治虫が亡くなった年でもある。マンガ、アニメに多大な功績を残した手塚が亡くなって以降、「我々はどのように"その後"を形づくることができたか」というテーマも、この展覧会には含まれているそう。

今回から新たな会場となった東遊園地では、当芸術祭のメインコンペティションである「アート イン コンテナ国際展」の入賞作品が、海運用の輸送コンテナを会場に展示される。また、神戸ビエンナーレ初となる夜間展示となり、この会場のみ、日没後から21時までが開場時間となる。

ほかに、元町高架下や横尾忠則現代美術館、BBプラザ美術館でも当芸術祭が開催されている。

チケットは、全会場セット券が大人1人2,400円。すべての会場に、会期中1回に限り入場可能。また、各会場での入場チケット販売や、大学生やシルバー料金の設定もあるので、詳細に関しては、公式HPをチェックしてみよう。会期は11月23日(祝)までだが、東遊園地会場のみ11月1日(日)までとなるので注意しよう。

【取材・文=関西ウォーカー編集部】

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