アマゾンの新サービス続々!4K対応TVプレーヤーが登場
東京ウォーカー(全国版)
9月24日(木)、アマゾン ジャパンは東京都内でデジタル関連サービスについての記者発表会を行った。まずは、同社代表取締役社長のジャスパー・チャン氏が登壇。8月末に発表した定額動画配信サービス「プライム・ビデオ」の配信を同日にスタートしたことを宣言。

「我々の最も革新的なサービスがAmazonプライムであり、世界中の会員数の成長は近年さらに加速しています。特に日本では年間50%以上の伸び率を記録しており、お急ぎ便やお届け日時指定便が使い放題になるだけでなく、Amazonパントリー(最大12kgまでの商品を配送料290円で届ける)などの新しいサービスも利用できます。便利なサービスが増えていくなか、年間3900円のプライム会員であれば追加料金なしで使える『プライム・ビデオ』を日本でもスタートできたことをうれしく思います」。
日本のクリエーターとコラボしたオリジナルコンテンツも用意!
次に、Amazonビデオ国際部のバイスプレジデントを務めるティム・レスリー氏が登壇し、「プライム・ビデオ」の豊富なコンテンツ内容を説明。
「2014年だけで、我々は動画コンテンツに13億ドルの投資を行いました。『妖怪ウォッチ』『弱虫ペダル』をはじめとしたアニメ作品のほか、AKB48らの音楽ライブも独占配信します。世界で最もお客様を大切にする会社を目指し、お客様の声に耳を傾けてきたからこそ、お客様が何を望んでいるのかが分かるのです」。
「007 スペクター」「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」などの新作も投入。70%以上を日本のコンテンツが占めることも発表された。さらに、数多くのオリジナルコンテンツを生み出してきたAmazon studiosは、スパイク・リー、ジル・ソロウェイ、ウディ・アレンなどの大物監督とも契約を交わしており、「トランスペアレント」や「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」に続く注目作品も近々登場しそうだ。

最後に、壇上へと上がった製品管理・事業開発・アマゾンデバイセズのバイスプレジデントを務めるピーター・ラーセン氏は、すでに海外で展開しているストリーミングTV「Amazon Fire TV」の日本進出を表明した。4K映像対応、クアッドコアプロセッサ、専用GPU、音声検索機能などを備えた同製品は、1万2980円で予約注文(10月28日から順次発送)を開始。
音声検索搭載!テレビのリモコンを使った煩わしい入力は不要
「コンパクトでなめらかなデザインなので、デバイスそのものが背景に溶け込みます。テレビに接続してWi-Fiにつなぐだけで楽しめるのが特徴です。リモコンもボタンの数が少なく、とにかく使い勝手が良い。4K映像を提供していることと、音声検索ができるのが強みですね」。
また、旅先のホテルなどで利用できる、よりコンパクトなスティック型「Fire TV Stick」(音声認識リモコン付属版6480円、スタンダードリモコン付属版4980円)も予約を開始した。「Amazon Fire TV」「Fire TV Stick」共に、9月24日(木)から26日(土)までの3日間は、3000円割引のキャンペーンを実施している。
8月にインタビューした際、ジャスパー・チャン社長は「新しいサービスを今後も次々に発表していく」と高らかに宣言していた。2014年6月にアメリカでスタートした、100万曲以上の楽曲をストリーミング再生できる聴き放題サービス「プライム・ミュージック」の日本進出も近いのかもしれない。【東京ウォーカー / 取材・文=内田準一朗】
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