コスプレをビジネスに!秋葉原の異文化交流会に潜入
東京ウォーカー
コスプレありの同人誌即売会や、ゲーム、アニメの大々的なイベントが、毎週のように開催されている秋葉原。そんなオタク文化の聖地で、“ビジネス”を目的とした一風変わったコスプレ交流会が開かれるという。情報を聞きつけた記者は、早速、会場をのぞいてみることに。

9月27日、秋葉原某所で行われた「第5回 コスプレ・企業・メディア交流会」は、その名の通り、コスプレイヤーと、コスプレイヤーを起用した新しい事業展開を模索中の企業、そしてメディア媒体の交流を目的としたパーティ形式のイベント。一般的な撮影メインのコスプレイベントとは違い、スーツ姿のちょっと堅そうな参加者が多く、集まったレイヤーたちにも緊張の色が見える。
会場に案内されると、参加者は全員、インスタントカメラで顔写真を撮られることに。それを名刺と併せてホワイトボードに貼り付けることで、それぞれの顔と名前がひと目で分かるようになっているのだが、中には具体的な活動履歴や、やってみたいことを書き込んでいるレイヤーもいた。
観光大使からグラビア活動まで!多彩な分野で活躍するコスプレイヤーが勢ぞろい
それにしても、一般的なコスプレイベントとは異なり、レイヤーと企業の担当者が名刺を交換しつつ、ビジネスの話をしている姿は何とも新鮮だ。中盤には、レイヤーたちがステージに登壇し、ひとりずつ1分間でパフォーマンスを披露。それをニコニコ生放送で配信する催しもあり、大盛り上がりとなった。

かくいう記者も、途中からはレイヤーや各企業の担当者と名刺交換をさせてもらったのだが、撮影メインのイベントと違い、ひとりひとりと時間をかけて話せたのは実に面白かった。中には、観光大使として様々なイベントで活躍中のレイヤーや、イメージDVDを発売するなどグラビア活動も展開中のレイヤーもいて、一口にコスプレイヤーといっても、活動の幅は多岐に渡ることを思い知らされた。
また、企業側からも様々な企画を聞かせてもらえたが、その中でも特に面白かったのが、痛車や痛PCに続く新たな商品の展開案。痛部屋や痛ケーキなど、いずれも魅力的なコンテンツなので、是非とも取材したいところだ。

今回、コスプレイヤーと企業の交流の場に参加させてもらったことで、“コスプレ”を軸に新しい繋がりができていく瞬間を間近で確認することができた。この繋がりが、今後どのように展開・発展していくのか? 継続して追っていくのも面白そうだ。「コスプレ・企業・メディア交流会」は、今後も定期的に実施されるそうなので、気になる人は主催者・ササキチ氏のTwitter(@sasakichi_akiba)をこまめにチェックしよう。【東京ウォーカー/取材・文=ソムタム田井】
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